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ショウガは日本でもすでにおなじみ、人気のスパイスで様々な用途で使われています。
伝統的なドイツ料理ではそれほどショウガを使ったものは見かけませんが、年々人気が高まっているスパイスです。
ドイツでは自然療法の団体が、毎年「今年の薬草」を選定していますが、今年2018年の薬草にはショウガが選ばれました。
ドイツでよく見かけるニンジンのスープなどによくショウガが入っていますし、レシピサイトでもショウガを使ったレシピがたくさん紹介されています。
いろいろ使えるジャム以上のショウガジャム
今回はドイツのオーガニックジャムメーカー、マインタール社製のショウガのオーガニックジャムをご紹介します。材料は有機ショウガ、有機レモン、有機砂糖のみ。シンプルな材料で、ショウガのスッキリした辛み、レモンの酸味と砂糖の甘味がバランスよく味わえるジャムです。
ジャムなのでもちろんパンなどに塗って食べるのですが、それだけではもったいない。紅茶やヨーグルトに入れたりする他、熟成したチーズのトッピングに、サラダドレッシングやディップの材料に、または肉料理の味付けにも使えます。
甘すぎないところが使いやすさのポイント。みじん切りのショウガの食感も楽しめます。
ラベルにKonfitüre extra(コンフィテューレ エクストラ)と表示がありますが、これは、ジャム類のカテゴリーの一つであり、Konfitüre extraは、濃縮した果汁を使わず、果実の割合が多いジャムになり、一般的には果実の割合が全体の45%以上の物を指します。ショウガの場合は25%以上あればKonfitüre extraになります。
いいところばかりのこのショウガジャム、ぜひ一度試す価値ありです。
※掲載情報は 2018/03/04 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ドイツ食品普及協会 代表
森本智子
ドイツ在住11年、日本帰国後はドイツ農産物振興会日本事務所にマーケティングマネージャーとして勤務。2010年同団体の解体を機に独立、株式会社エルフェンを立ち上げドイツ食品・飲料の輸入・販売サポート、展示会の出展サポート・コーディネート、ドイツの展示会、会社訪問のガイド・コーディネート、ドイツ食文化セミナーの開催、ドイツの食の情報発信に関わる活動を行っています。
株式会社エルフェン:http://elfen.jp/
一般向けのイベントではドイツ大使館主催「ドイツフェスティバル」の立ち上げ、運営メンバー。
日本ではただひとり、ドイツ ドゥーメンス・アカデミー認定ディプロム・ビアソムリエの資格を持つ。
なかなか日本では知られていないドイツのおいしい物をご紹介していきたいと思っています。
著作:フォトエッセイとイラストで楽しむ ちいさなカタコト*ドイツ語ノート 国際語学社
ドイツパン大全 誠文堂新光社
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=5380