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半分ペロリが当たり前!美味しくて止まらない「パンデロー」
以前、「エッグタルト」をご紹介した『エッグセレント』さんから、新商品が登場。 昨年末から発売開始になったものの、連日売り切れでなかなか手に入らないと評判のスイーツが、今回ご紹介する「パンデロー」です。
材料となる卵にこだわり、新鮮で良質な卵だけを選んで作られる『エッグセレント』ならではの卵の美味しさを堪能できるポルトガル発祥のお菓子。
お菓子の原点はポルトガルに……。世界中の卵料理を食べ歩いたという代表の神宮司さんがこだわった新たなスイーツです。私も実際に食べてみて、そのメッセージが伝わってくるような、無駄を省き、シンプルにこだわったお味だと感じました。
もともと、『エッグセレント』さんの手掛けるお菓子のルーツがポルトガルということで、 知り合いだった在ポルトガル日本大使館の方と神宮司さんとのご縁を結ばせていただいたということもあり、この「パンデロー」が完成したときはとても嬉しく思いました。
ポルトガルのレシピや作り方の細部に至るまで、熱心に研究されていたということもあり、実際に工房でもひとつひとつ手作業で仕上げるというこだわりようです。
「パンデロー」の美味しさの要となる、キメ細やかに泡立てた生地。良質な卵ならではの滑らかさがトロトロの舌触りを生み出します。
焼き立てはふっくら。冷めると、生地が自然に沈むくらいの微妙な火の通し方で、独特の半熟具合に仕上げます。
カステラというと、ちょっと甘めなものが多いと思いますが、こちらの「パンデロー」は現代的な、さらっとした甘さです。
ちょっと贅沢に、朝ごはんでいただいても、自然な味わいなのでしっくりときます。 おすすめは食べる直前に、1分ほどレンジで温める食べ方。 私も気が付いたら、あっという間に半分ペロッと食べてしまいました。 栄養価の高い卵は1日の活力にもなりますね。
切り分けたら、そのままでももちろん美味しいのですが、お客様に出す時はクリームやジャムを添えてお出しするのも、おすすめです。
16世紀から続く歴史あるポルトガルのお菓子「パンデロー」が、現代に生きる私たちにも元気を届けてくれます。ぜひ、皆さんにも食べていただきたい逸品です。
なお、「パンデロー」は現在、表参道店のみで扱われています。今後は、2月22日に六本木ヒルズでリニューアルオープンする新店舗や白金のお店でも、食べられる日が来るかもしれません。新しくなった『eggcellent』に足を運ぶのも楽しみです。
※掲載情報は 2018/02/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
Takako'sKitchen主宰
二階堂多香子
子供時代から料理が大好き。初めてのフルコースディナー作りの経験は 10歳の時。家族の喜ぶ姿が嬉しく、料理を通じ人を笑顔にできる、という発見に心躍らせました。
大学卒業後、フランスでの料理遊学を経験し自宅での料理教室をスタート。結婚後は料理教室やケータリングの仕事に励みました。1990年に夫の海外赴任に伴い初めて在外生活をオーストラリアで送ったのを皮切りにブルガリア、イラン、アメリカ(ニューヨーク) 、クゥエート、スイス の6カ国、通算18年間を海外過ごしたことになります。その間夫の勤務の 都合でまとまって東京にいる間には料理教室を継続し今に至りました。
2016年、スイスからの帰国を機に満を持して下北沢の自宅キッチンにて 料理教室、Takako's Kitchen を立ち上げました。 長い在外勤務の間に経験した豊富なおもてなしのノウハウ、各国で覚えた味、世界中の友人達から習ったレシピの数々、そして材料の違うどんな場所でもどんなキッチンでも同じように美味しい味を生み出してきた臨機応変の合理的な調理をお伝えしています。