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紹介している商品
幅広い層から愛される、長く続く老舗の味
昨年の夏、同窓の先輩に連れて行っていただいたことが、こちらのお店を知るきっかけでした。
浅草を訪れたのは、20年ぶりくらいだったでしょうか?
話には聞いていましたが、外国人の方が多くいらっしゃるのにビックリ。
インターナショナルな京都を彷彿させる街へと、変化を遂げていました。
変化を遂げる街の中にあって変わらないお店がこちら。
老舗の喫茶店『Angelus(アンヂェラス)』です。
創業は1946年。
作家の池波正太郎、漫画家の手塚治虫など、多くの著名人にも愛されてきた名店です。
店名でもある “アンヂェラス”は、カトリック教会で祈りの時刻を知らせる鐘の音のことだそう。
創業者の奥さまが、クリスチャンでいらしたことに因んでいます。
今回ご紹介するのは小さなサイズのノエル「季節のアンヂェラス」。
バレンタインデーに向けて、とってもキュートなピンクの「アンヂェラス」がショーウインドーに並びます。
定番のビターチョコレート、ホワイトチョコレートと一緒に箱に詰めて頂きました。
お行儀よく勢ぞろいして、食べるのがもったいないほど!
もちろん、1個からお持ち帰りも可能です。
発送もお願いできるので、遠くにお住まいでも自宅で老舗の味が楽しめます。
実際に頂いてみると、口どけの良いバタークリームに、ふわっふわのスポンジ。
クルクルと巻かれた形状もとってもキュートで、
長く愛されるわけが良く分かります。
レトロなパッケージに、子供のころのワクワクとした気持ちがよみがえります。
包みを開ける楽しみもあるのです。
店内も礼拝堂をイメージしたシックな造りになっていて、とても落ち着けます。
居心地が良く、ついつい長居してしまいました。
お店のモットーは
”敢えて新しいことをせずに、
今のこのお店を守り続けていくこと。”
私の教室への想いにも通じるものがあります。
『アンヂェラス』さんのように、長く愛される教室を守り続けたいな、と思っています。
今年のバレンタインデーには、長く愛される老舗の味を、大切な方に贈ってくださいね。
※掲載情報は 2018/02/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ジュエリースイーツ・デザイナー
永田かおり
みなさまこんにちは、ジュエリースイーツ・デザイナーの永田かおりです。
会社員時代、ふと手にした加藤千恵さんの本に載っていた、ジュエリーのような美しいお菓子の写真に感銘を受け”私も先生のようになりたい!”とお菓子作りに夢中になりました。
月日は流れ今は自分がお伝えする立場に。
リラックスして学んでいただけるように、自宅で主宰する少人数制でサロン形式の教室(K's tableお菓子教室)のモットーは、”ジュエリーのように美しいスイーツが簡単に作れるお菓子教室”です。
2005年に開講したK's tableお菓子教室はみなさまに支えて頂き、今年で12年目に入ります。
その間約7,000名の生徒さんが学ばれ、教室でご紹介したレシピも500を超えました。
レッスンに通って下さる生徒さんの成長や、お菓子を召し上がってくださる方たちの笑顔、そして会社員時代には出会えなかった方々との出会いが、私の宝物です。
著書は、「キャラメルスイーツの本」「家で作れる生スイーツ」「はじめてでも作れるおいしいお菓子」