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2018年1月17日(火)に、メキシコ大使館にて明治による「明治ザ・チョコレート」の新作発表会が開催されました。「明治ザ・チョコレート」は、厳選したカカオ豆を使用し、販売累計個数4000万個を突破したBean to Barチョコレートです。今回、新発表されたのはメキシコ産ホワイトカカオを使用した希少な「メキシコホワイトカカオダーク」と「メキシコホワイトカカオミルク」の2商品です。
メキシコは世界有数のカカオ産地として知られています。昔から非常に珍重された穀物で、アステカの人々は貨幣としても使用していました。植民地支配後も兵士たちのエナジードリンクとして利用されていたといわれています。
メキシコ料理にもカカオは欠かせません。カカオをすり潰して作るモレソースは、カカオの風味とニンニクやスパイスが複雑に絡み合って食材のおいしさを引き立ててくれます。
非常に希少な「ホワイトカカオ」は、一般的なカカオ豆の種子が紫色っぽいのに比べて、ホワイトカカオのものは真っ白です。カカオの原種ともいわれていて、その収穫量はカカオ全体のおよそ0.002%、価格は約10倍で取引をされる事もあります。
明治がメキシコにホワイトカカオ専用の農園を作り、生まれたのが「メキシコホワイトカカオダーク」と「メキシコホワイトカカオミルク」です。ダークチョコは苦味や渋みは少なく、クリーミーな旨味やコクが口いっぱいに広がります。ミルクは、ホワイトカカオならではの芳醇でコク深い味わいになっています。
今回の記者会見では、女医でタレントの西川史子さんも登壇され、実際にチョコレートとカカオを使用した「モレソース」を使ったメキシコ料理を2つ味わって頂きました。
あまりチョコレートを食べないという西川さんも、「ホワイトカカオ」を使用したチョコレートはおいしく、お酒もすすむと絶賛されていました。
「ホワイトカカオダーク」と「ホワイトカカオミルク」は、1月20日(土)から新宿にて開催される「サロン・デュ・ショコラ東京」と一部百貨店にて限定販売されます。パリで開催されたチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラパリ」でも好評だった本物のカカオを、ぜひ味わってみてください!
※掲載情報は 2018/01/23 時点のものとなります。
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キュレーター情報
メキシコ合衆国大使館
北・中央アメリカに位置するメキシコは、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面していて、国土の3分の1は平均高度約1700mのメキシコ高原が占めています。古代にはマヤやアステカ文明で栄え、16世紀にはスペインによって支配されます。1810年まで続いた300年ものスペインによる長い統治にもかかわらず、7000年という歴史を持つメキシコ料理はその影響を最小限にとどめ、トウモロコシ、マメ、唐辛子をベース にした伝統料理をベースにした独自の食文化を守り続けてきました。その結果、2010年にメキシコ料理はユネスコ世 界無形文化遺産として登録されました。日本人に馴染みの深い「タコス」以外にも、さまざまな絶品料理がありますので本場メキシコ料理の魅力を発信していきます。