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味も見た目も感動!新年の仏伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」
「ガレット・デ・ロワ」は、パイにアーモンドクリームが入ったフランスの伝統的なお菓子。
フランスでは、1月6日頃になると、毎年この「ガレット・デ・ロワ」を家族や友人などが集まる機会に食べます。中に入った「フェーブ」と呼ばれる陶器の小さな人形が入っていると、皆から祝福を受けるという楽しみもあります。
今回は、南大沢にある『パティスリー メゾンドゥース』のオーナーシェフ伊藤文明さんが作る本格的な「ガレット・デ・ロワ」を紹介させていただきます。
伊藤文明シェフは2012年に開かれた、クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワが主宰する国内のコンクール「第10回ガレット・デ・ロワコンテスト」で優勝した経験を持ち、最近では、クープ・デュ・モンド2017の「アントルメ・ショコラ/アメ細工A部門」で銀賞に輝くなど、コンテストで数々の受賞歴を持つ、まさに日本を代表する実力派パティシエです。
「ガレット・デ・ロワ」は伝統を重んじた材料と作り方などがあり、限られた中で表現力を問われる奥深いお菓子です。伊藤シェフの作る「ガレット・デ・ロワ」は、これまでになかった新しいデザインで、レイエ(表面の模様)の美しさが群を抜いており、コンテストでもそのデザインが高く評価されました。
「ガレット・デ・ロワコンテスト」は日本で優勝すると、フランスでの本大会に出場できます。伊藤シェフも日本代表として、フランスの本大会に参加しました。
こちらの写真はフランス大会で、伊藤シェフが作った作品です。
伊藤シェフの作る「ガレット・デ・ロワ」のデザインの美しさはもちろんですが、多くの「ガレット・デ・ロワ」を食べてきた方々が驚くのは、その美味しさです。伊藤シェフの「ガレット・デ・ロワ」は、「今まで食べてきた中で、一番美味しい」という方がたくさんいらっしゃいます。
中のクレームダマンド(アーモンドクリーム)は、数種類の産地の異なるアーモンドパウダーを使用。さらに、外側のパイ生地も小麦の良い香りと食感を出すために、フランス産の小麦を独自にブレンドしているそうで、製作途中にも乾燥に気をつけるなど、かなり気を使って作られています。
デザインもさることながら、やはり一番の魅力は「味」、「食感」、「香り」がとてもよいところ。
丁寧に、丁寧に、何日もかけて生地を折って作られた「ガレット・デ・ロワ」。しっとりと、香り高いダマンドクリームに、バターや粉の香りがとても良いパイ生地の食感が、絶妙なバランスで完成した、美しくて美味しい伊藤シェフの「ガレット・デ・ロワ」です。
■店舗情報
住所:東京都八王子市南大沢2-206-9
電話:042-689-6221
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日
※掲載情報は 2017/12/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーパティシエ
向井聡美
北海道出身。製菓学校在学中から、食品メーカー主催のパティシエコンテストでグランプリを受賞。現在は、フリーランスとして製菓学校の講師や企業のレシピ開発などを行っている。積極的に製菓コンクールに参加し、2013ジャパン・ケーキショー東京 プティ・ガトー部門連合会会長賞(優勝)、2011年・2012年BUKOクリームチーズコンテスト優勝、クープ・デュ・モンド2017日本予選チョコレート細工部門 銀賞(第2位)等数々のコンテスト受賞歴を持つ。