記事詳細
紹介している商品
お菓子づくりに重宝!クセのない上品すぎる多良間島の黒糖
先日お客様を自宅にお迎えした時に出したデザート、私の定番レシピ「黒糖のゼリー」です。
「これは何でしょう?」とお尋ねすると必ず「コーヒーゼリー?」と返ってくるこのゼリー。食べた時にビックリ!実はとってもシンプルな黒糖のみを濃く使ったゼリーです。ポイントは甘みを加えず、ゆるめに泡立てたトロトロのクリームを合わせるところ。シンプルな黒糖ゼリーだからこそ、クリームのコクが加わることで、よりまろやかで優しい味わいのデザートになります。
黒糖はゼリーの仕上がりに直結する重要な素材です。黒糖の風味をきちんと楽しめて、かつ洗練された味わいになるよう、良質なものを選ぶようにしています。
そして出会ったのが、沖縄の琉球料理店『大家』(UFUYA)さんのスイーツ工房で販売している「特選・多良間島黒糖」。実はお土産にいただいたのがきっかけでこちらの黒糖を知ったのですが、黒糖でありながらアクのないスッキリとした味わいで、黒糖独特のミネラル感は残しつつも、お菓子作りに最適な上品な味わいです。
『大家』(UFUYA)さんで扱う黒糖の産地である多良間島は、宮古島と石垣島の間にあり、そのほとんどがサトウキビ畑という、いわば“黒糖の島”。温暖な亜熱帯にあるこの島は国内でも最大規模の黒糖の産地だそうで、ミネラルたっぷりの黒糖ができます。粉末状のものはお菓子作りや調理に使えるのでとても便利なのですが、特にこちらの黒糖は雑味をあまり感じないので、使いやすいのです。
初めにご紹介した黒糖ゼリー、年末年始のご馳走の合間にあっという間に出来て、ホッと和むようなお味ですからとてもオススメ。
黒糖や和三盆を使ったスイーツも販売していて、黒糖や和三盆そのものの美味しさを感じられるシンプルなお菓子ばかり。インターネットでお取り寄せできるので、ぜひ、試していただきたい逸品です。
※掲載情報は 2017/12/26 時点のものとなります。
- 6
キュレーター情報
Takako'sKitchen主宰
二階堂多香子
子供時代から料理が大好き。初めてのフルコースディナー作りの経験は 10歳の時。家族の喜ぶ姿が嬉しく、料理を通じ人を笑顔にできる、という発見に心躍らせました。
大学卒業後、フランスでの料理遊学を経験し自宅での料理教室をスタート。結婚後は料理教室やケータリングの仕事に励みました。1990年に夫の海外赴任に伴い初めて在外生活をオーストラリアで送ったのを皮切りにブルガリア、イラン、アメリカ(ニューヨーク) 、クゥエート、スイス の6カ国、通算18年間を海外過ごしたことになります。その間夫の勤務の 都合でまとまって東京にいる間には料理教室を継続し今に至りました。
2016年、スイスからの帰国を機に満を持して下北沢の自宅キッチンにて 料理教室、Takako's Kitchen を立ち上げました。 長い在外勤務の間に経験した豊富なおもてなしのノウハウ、各国で覚えた味、世界中の友人達から習ったレシピの数々、そして材料の違うどんな場所でもどんなキッチンでも同じように美味しい味を生み出してきた臨機応変の合理的な調理をお伝えしています。