東京・銀座ならではの一歩先を行く東京土産。『なみ木』のいなり寿司

東京・銀座ならではの一歩先を行く東京土産。『なみ木』のいなり寿司

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江戸時代から続く歴史のある「いなり寿司」も奥が深い

東京・銀座ならではの一歩先を行く東京土産。『なみ木』のいなり寿司

コンビニでも見かけるごはんもの商品に、いなり寿司があります。甘辛く煮た油揚げを袋状に開いて、中にごはんを詰めたもの。椎茸などの具材を合わせていることもありますね。また、地域によっても形状や内容が違っていて、俵型だったり三角形だったり、ゴマやクルミが入ったり。歴史は古く、江戸時代の書物「守貞謾稿(もりさだまんこう)」にも登場し、「酢飯にキクラゲやかんぴょうを細かく切って合わせて、油揚げの一方を切って、袋形にして、入れて持ち歩く」と書いてあります。発祥は名古屋という説もあれば、また豊川稲荷だという説も。そもそも、なぜ「いなり」寿司という名前なのかというと、稲荷神社の神様のお使いがキツネで、キツネが油揚げが好きだから、という事みたい。でも、今、キツネに油揚げをあげたりしませんが(汗)。

銀座8丁目にオープンしたいなり寿司の専門店。上質ないなり寿司を提供

東京・銀座ならではの一歩先を行く東京土産。『なみ木』のいなり寿司

さて、東京土産には本当にさまざまな商品がありますが、ちょっと粋な手土産に『なみ木』の「いなり寿司」はいかがでしょう? 店名のごとく、銀座の並木通り(東京都中央区銀座8-5-5)に2017年10月にオープンしたばかりの、いなり寿司専門店。
ここのいなり寿司は形状がちょっと変わっていて、筒状なんです。筒状のごはんの周りに、やや甘めに煮た油揚げをクルッと巻き付けた感じ。ファストフード的に気軽に味わうもよし、和の器に載せて、上質な緑茶などとともに優雅なひと時を楽しむもよし。また、他の料理を組み合わせるのもいいですね。味は、ゴマ、海苔など4種類から選べます。銀座8丁目という高級かつ上質な地ゆえに、周囲のお店の関係者さんたちにも、今、ちょっとした話題になっているみたい。一歩、先を行く、粋な東京土産として、ぜひ。

いなり寿司

なみ木

※掲載情報は 2017/12/10 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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