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明治から続く伝統の味。手しぼりで作る素朴で愛らしい「雪たる満」
雪の季節に、ほっこりあたたかな表情の“雪だるま”のお菓子はいかがでしょう?こちらは、岐阜市にある老舗の和菓子店『奈良屋本店』の銘菓「雪たる満」。
なんとも癒されるカタチと、その表情。なんだかもう可愛い!!です。
『奈良屋本店』は、天保元年(1830年)創業の老舗和菓子店。この「雪たる満」は、明治19年に発売された、お店を代表する銘菓です。
厳選されたお砂糖と新鮮な卵白だけを使ったメレンゲのお菓子。大きさは、直径3センチほど。小さくて真っ白で、それぞれに表情が違っているのもまた愛嬌があります!
サクッとしたとっても軽い歯触りと、最後は雪のようにすぅーっと消えてしまうようなやさしい口溶け。甘さもほどよく、しつこさのない上品なお味で、日本茶やコーヒー、紅茶にもよく合います。
ひとつずつ丁寧に和紙で包まれていて、こんな“曲げわっぱ”に入った商品もありますよ。賞味期限は約2か月と日持ちがするので、ちょっとした手土産として差し上げるのにもピッタリです!
ちなみに「雪たる満」には、お友達がいますよ!セットになって入っている「都鳥」は、同じメレンゲ生地を小鳥の形にしぼったもの。
こちらは、明治天皇のお后様・昭憲皇太后より、皇居のお堀にいる白い鳥の形に作ってみては?とのお言葉をいただいて、小鳥の形にして作ったものだそうです。銀婚式のお祝いにも献上した由緒あるお菓子なんですって!
年末年始のご挨拶のお供に、優しい味わいのキュートな“雪だるま”と“小鳥さん”を連れてお出かけになるのもいいですね!
※掲載情報は 2017/12/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーアナウンサー、ごはんソムリエ
天谷ゆか
福井県生まれ。福井放送(株)元アナウンサー。現在はフリーアナウンサー、ナレーターとして活動中。
着物の楽しさと、オーガニックコットンの心地よさや大切さを伝えるため、オーガニックコットンの木綿着物ブランド「るるん」立ち上げ、デザイン、プロデュースを手掛ける。
「食」への関心も高く、NPO法人 青果物健康推進協会所属の「ベジフルティーチャー」として、食生活の向上や食育、農業支援の活動にも積極的に参加。さらに、「ごはんソムリエ」の資格を取得。ごはんを中心とした和食の良さを伝えている。
趣味は、茶道、書道(四段)、ごはんの食べくらべ、日本酒、断捨離。