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スペイン産土着品種で造ったロゼは陽気に楽しめる1本
スペインの高級ワイン生産地として有名なリオハ。リオハで造られるワインはほとんどが赤ワインですが、ワイン生産者のカスティーリョ・デ・マエティエラはあえての「白ワイン革命」を旗揚げしました。主役となるのは土着品種のブドウ「モスカテル・グラノ・メヌード」。非常に小さな実をつけるため、別名プティ・マスカットと呼ばれる品種です。このモスカテル・グラノ・メヌードの香り、味わいを最大限表現した「リバリス」シリーズより、シラーをブレンドしたロゼワイン「Libalis Rose CASTILLO DE MAETIERRA(リバリス・ロゼ カスティーリョ・デ・マエティエラ)」をご紹介します。
まず目を惹くのが、ボトルに描かれたポップなイラスト。ワイングラス片手に、陽気にダンスをしたり歌ったり。リオハのイメージを覆すこのデザインは、気軽に楽しんで欲しいという想いをこめての「リバリス飲んだらこうなるよ!」というメッセージなんですって。
グラスに注ぐと、華やかな色合いと可憐な香りにうっとり。赤い果実、ライチやダージリンのような甘くキュートな香りがふわっと広がり、それだけでもう酔いしれてしまいそう。甘い香りとは裏腹に、味わいはドライ。優しい酸味、しっかりほどよい厚みと複雑味、余韻が心地よいロゼ。休日のランチやパーティー、公園やお花見など屋外に持ち出すのも似合いそうです。
“気軽”がテーマのリバリスらしい、嬉しいスクリューキャップ。キャップ下には、スペイン料理の代表選手「魚介のパエリア」が描かれています。そう、「リバリス・ロゼ」のご推奨マリアージュは、まさにこの魚介のパエリア。私も著書「フライパンひとつで作る絶品パエリア」で、パエリアに合うワインとして紹介させていただきました。リバリスのフレッシュでフルーティーな香りが重なることで、グッと上品なパエリアに格上げされます。
抜栓から少し時間が経過すると、ワインの旨味とコクが増し、合わせる料理も更に幅広くなります。野菜料理やシーフード料理はもちろん、ライチのニュアンスがあるので中華味のお料理ともバッチリ。チャーシューをほんのり甘いバター感のあるクロワッサンで挟んだサンドイッチや、グリーンアスパラガスの肉巻き。料理の脂をすっと流し、フルーティーで爽やかな、幸せな余韻が長く続きます。
クリスマスパーティー、忘年会、年末年始……人が集まるテーブルに幸せなワイン。ボトルのイラストも楽しみながら、華やかなリバリス・ロゼを味わってみませんか。
※掲載情報は 2017/11/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スペイン料理研究家
加瀬まなみ
埼玉県熊谷市出身、料理研究家。得意分野はスペイン料理の簡単手軽なアレンジレシピと、ワインにあわせたマリアージュ提案。
TV・イベント出演、撮影監修、レシピ開発、商品コンサルの他、オールアバウト『スペイングルメ』ガイド、家ワインコラム『すっぴんワイン』など執筆活動も行う。
著書『フライパンひとつで作る絶品パエリア』、『5分でできた!』シリーズ全7冊、『2ステップレシピ』ほか。