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チーズ&黒糖、グァバ&ウエハースなど、素敵なコロンビアのお菓子
コロンビアのお菓子と聞いて、どんなお菓子を思い浮かべるでしょうか。
年間通じて気温の高い国であるため、体力回復のため、チョコレートココアや、甘いコーヒーを飲む文化がありますが、お菓子も甘いものが好まれてきました。
たとえば、グァバと砂糖を煮詰めて羊羹のように固めたものを、ウエハースで挟んだり、チーズと一緒に食べるボカディージョ(bocadillo)は、コロンビアならではの伝統的なお菓子です。また、クアハダ・コン・メラド(Cuajada con melado)は、チーズの上にパネラと呼ばれる黒糖を溶かしたものをかけて食べます。まろやかなチーズと甘い黒糖と組み合わせはコロンビア人の大好物です。
クリスマスには、ナティージャ(Natilla)という牛乳と砂糖でつくる、日本のお豆腐のような食感のお菓子を食べるのが伝統です。クリスマスには、子どもたちがこのお菓子を楽しみにしています。甘いものが大好きなのはどこの国の子どもたちも同じですね。
私も子どもの時、とても好きだったお菓子があります。ドゥルセ・デ・ココ(Dulce de Coco)というココナッツを用いたお菓子で、いつも祖母がつくってくれました。とても手間がかかるお菓子ですので、これをつくる家庭は、今ではとても少なくなってしまいました。もし今、「子どもの頃、一番好きだったお菓子をつくってあげるわ」と言われたら、あの甘くて、ココナッツの香り豊かな祖母の味を、もう一度食べてみたいですね。
このようにコロンビアには、独自のおいしいお菓子の文化があります。コーヒーや紅茶にもぴったりですので、ぜひ日本の皆さんにも召し上がっていただきたいですね。
ナティージャ(コロンビア風プリン)
コロンビアでクリスマスに食べられるデザート、ナティージャ(コロンビア風プリン)がとても簡単にご家庭で作れます!材料は牛乳1000ccとシナモン・スティックをとナティージャ・ミックスと煮詰めて、冷やすだけで完成です。
※掲載情報は 2014/12/25 時点のものとなります。
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キュレーター情報
コロンビア共和国大使館
アメリカ大陸発見者コロンブスが国名の由来であるコロンビアは、カリブ海と太平洋に面した南米の北西に位置し、南米大陸の玄関とも呼ばれています。カリブ海の美しいビーチ、雪に覆われた山々、多様な生物が生息する熱帯雨林のジャングル、砂漠地帯などコントラストに富んだ豊かな自然に恵まれています。アンデス山脈では、香り豊かでマイルドなコーヒーを生み出され、また花の生産も盛んに行われています。コロンビアは「花の国」でもあり、世界第2位の生花輸出国で、日本へは多くのカーネーション、バラ他が輸出されています。高品質の輝かしいエメラルドも代表的な産物です。自然と同じく、豊かな文化も魅力のひとつで、先住民、スペイン人、アフリカ人、3つの人種の文化が融合されており、これは食文化にも影響を与えています。多様で豊かな文化は人々の誇りです。様々な地形、神秘と冒険にあふれる歴史、人々、文化は、何世紀もの時代を超えて世界から愛されてきました。こちらのサイトでは、コロンビアコーヒー文化やクリスマスィーツについてお伝えします。