伝統の八丁味噌と、八丁味噌のパウダーで、お味噌汁とTKGの朝定食!

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二夏二冬(ふたなつふたふゆ)以上熟成された八丁味噌は、料理を一瞬で奥深い味わいに

伝統の八丁味噌と、八丁味噌のパウダーで、お味噌汁とTKGの朝定食!

具沢山のお味噌汁が話題です。“美味しい”、“栄養”を兼ね備えた日本の和食。料理にもブームがありますが、結局、家庭で頂く料理はここに戻るのかもしれません。
写真は、八丁味噌と手持ちの麦味噌を合わせ、茄子と厚揚げ、葉たまねぎを使った具だくさんのお味噌汁。卵黄をのせ、八丁味噌のパウダーをふったTKG(卵かけごはんの略称)の朝定食です。私が初めて八丁味噌を知ったのは小学生の頃。名古屋の親戚の家に泊まりに行った際、料理上手の叔母が八丁味噌を使った料理をふるまってくれました。その時はこのチョコレートのような色のお味噌の味にびっくり。香ばしく焼かれた茄子に塗られた味噌や、お味噌汁にとっても感激したのを今でも覚えています。
普段、冷蔵庫の中をすっきりさせておきたいと、あまり調味料を持ちすぎないようにしています。ただ、味噌だけは例外。常時、その時期の気分で2、3種類を常備しています。その中でも欠かせないのは、愛知県、岡崎市にある老舗味噌メーカー、カクキューの有機八丁味噌です。最近、お取り寄せで八丁味噌のパウダーも購入してみました。八丁味噌のパウダーはお醤油代わりに使ったり、液体でないのでカリッと焼いたり揚げた肉や魚料理にも合いそうです。
普段、八丁味噌は、味噌汁以外にもいろいろな料理に使っています。濃厚な旨味と苦味は、簡単な料理でも奥深い味わいにしてくれ、個人的な印象ではカカオのような、キャラメリゼ(砂糖を焦がしたもの)のようなコクを感じ、和食、中華、洋食の隠し味として使っています。先日はスイートチョコレートと合わせ、パウンドケーキを焼いてみたら、お酒にもぴったりな仕上がりになりました。八丁味噌は、旬の野菜をたっぷり入れたお味噌汁を、ぐっと格上げしてご馳走の一杯にしてくれます。料理の隠し味に使えば、手軽に奥深い時間をかけた味わいにしてくれます。東海地方の伝統のお味噌として有名ですが、私にとっては万能調味料! ぜひ家庭料理にも取り入れてみてください。

伝統の八丁味噌と、八丁味噌のパウダーで、お味噌汁とTKGの朝定食!

※掲載情報は 2017/11/18 時点のものとなります。

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キュレーター情報

橋本彩子

料理家

橋本彩子

料理家。食品メーカー勤務をへて料理業界へ。ケータリングユニットに所属し、パーティーのケータリング、雑誌、書籍、CM、映画の料理製作の経験を積み独立。独立後は料理好きの原点に返ろうと、1年間ル・コルドンブルーでフランス料理を学ぶ。
現在は、料理雑誌、ビューティー、ファッション誌の料理ページの他広告等の料理製作を中心に活動。その他、自身のエプロンから派生した仕事着「workonepiece」のデザイン、企画、販売、料理教室、イベント出演など幅広く活躍中。

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