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チョコレート大好きなドイツ人
ドイツはなんとチョコレートの消費量がヨーロッパ第1位。2016年における一人あたりの年間消費量はおよそ9.7㎏。
参照URL:https://www.statista.com/statistics/516073/chocolate-per-capita-consumption-germany/
1人あたり板チョコ116枚ほどの換算になるそうです。約3日に1枚食べている計算ですね。あまり健康にはよくないかもしれませんが、確かに老若男女問わず、チョコレートが嫌いなドイツ人にはあまり会ったことがありません。
最近はいろいろな種類のチョコレートが世界各地で出てきています。ドイツで特に伸びているのが、フェアトレードのチョコレート。昨年はドイツだけで2,000万ユーロの売上を出しています。フェアトレードとは、簡単にいうと現地生産者を支える仕組みのことです。そしてフェアトレード商品は、オーガニックでもあることが多いです。
ドイツNo.1のオーガニックチョコレートVivani
オーガニック市場が大きいドイツでは、チョコレートなどのお菓子もオーガニックの商品が充実しています。
ドイツでNo.1のオーガニックチョコレートブランドといえばVivani(ヴィヴァーニ)。100年以上チョコレート作りの経験を持つメーカーが100%オーガニックのラインナップとして立ちあげました。2000年にドイツのオーガニック展示会で初登場後、知名度と売上を伸ばし続けています。パッケージに女性画家の作品をあしらっているところも特徴です。商品は現在多岐に渡り、板チョコのみならず、チョコレートバー、ホットチョコレート、チョコレートスプレッドなど。
その中から今回はカカオ99%の板チョコをご紹介します。
カカオ99%エキストラダークチョコ
パナマ産のカカオをふんだんに使ったこのチョコ―レート、ストレートにカカオの味が楽しめます。原材料は有機カカオマス、有機カカオバター、有機ココナッツシュガー。もちろん苦いのですが、酸味やコク、ココナッツシュガーのかすかな甘味、口どけのよさが絡み合い、つい手が伸びてしまいます。
カカオはポリフェノール、食物繊維、ミネラルが豊富で、スーパーフードともいわれていますよね。チョコレートが食べたいけれどカロリーや糖分が気になる方にオススメです。ヴィーガンにも対応しています。
※掲載情報は 2017/11/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ドイツ食品普及協会 代表
森本智子
ドイツ在住11年、日本帰国後はドイツ農産物振興会日本事務所にマーケティングマネージャーとして勤務。2010年同団体の解体を機に独立、株式会社エルフェンを立ち上げドイツ食品・飲料の輸入・販売サポート、展示会の出展サポート・コーディネート、ドイツの展示会、会社訪問のガイド・コーディネート、ドイツ食文化セミナーの開催、ドイツの食の情報発信に関わる活動を行っています。
株式会社エルフェン:http://elfen.jp/
一般向けのイベントではドイツ大使館主催「ドイツフェスティバル」の立ち上げ、運営メンバー。
日本ではただひとり、ドイツ ドゥーメンス・アカデミー認定ディプロム・ビアソムリエの資格を持つ。
なかなか日本では知られていないドイツのおいしい物をご紹介していきたいと思っています。
著作:フォトエッセイとイラストで楽しむ ちいさなカタコト*ドイツ語ノート 国際語学社
ドイツパン大全 誠文堂新光社
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=5380