想像以上に本気の“かに風味”。茨城『谷藤』の「かにせん」

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明治40年から水産加工を手がける谷藤水産

想像以上に本気の“かに風味”。茨城『谷藤』の「かにせん」

えび煎餅ってありますよね。サラダ煎餅のようなサクサクとした食感の中に、えびの風味が加わっている煎餅。ある意味、カルビーの「かっぱえびせん」もその一種ともいえなくもない。その親戚的タイプに、かに煎餅があります。あまり見かけませんが、北海道や鳥取などで時々販売されています。しかし、今回遭遇した場所は茨城県。

個人的によく行くシーフードレストランがあって、たまたまその店へテレビの収録で伺ったんですね。そこで初めて気がついたのですが、お土産コーナーで大々的に販売されていました。それが『谷藤水産』の「かにせん」。創業は昭和48年。茨城県大洗町にある会社で、明治40年に水産加工業を始めたのが最初のようです。鮮度の良い魚を買い付けして、安心安全な加工技術で皆様の食卓にお届けすることを第一に日々加工を行っているそう。

厚みのあるサクサク生地に、容赦ない“かに”の味わい

想像以上に本気の“かに風味”。茨城『谷藤』の「かにせん」

「いかせん」とかもあるのですが、この「かにせん」が、超スゴイです。失礼ながら、パッケージは全然たいした事なさそうに見えるじゃないですか。なので、何の気なしに、パクっといただいた瞬間、「なんだこりゃー!」と飛び上がるほどびっくり。

まず第一に厚みが違う。他の会社のもそれぞれ美味しいですが、『谷藤』のそれは分厚く、ザクっと爽やかに噛み切れる食感。さらに口の中で、そっと泡のように溶けていく。と共に、メインである“かにの風味”が、想像の3倍くらいしっかりとこちらに向かってくるのです。見ためと味のあまりのギャップに、思わずパッケージを二度見してしまったほど。原材料を見たら、かにの他に、かにエキス、そして、えびも加えているみたい。包装を簡略化して、その分、原材料にかける! そんな意気込みを感じたのです!

※掲載情報は 2017/11/09 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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