記事詳細
紹介している商品
黒糖とともに飲むコーヒー「チャケタ」
世界第二のコーヒー生産国、輸出国として知られるコロンビア。年中熱い国ですので、国内消費量こそ多くはないですが、朝はコーヒーから始まる、というコロンビア人は多いのではないでしょうか。一般には、ミルクをいれずに、砂糖のみを入れる飲み方が主流です。日本のようにアイスコーヒーにして飲む文化はなく、飲むのはホットコーヒー。沸騰したお湯に黒糖（パネラ）を溶かしたものとコーヒーと合わせた「チャケタ（ジャケットの意味）」も、甘く、エネルギーがわくということで、元気の出るコーヒーとして好まれています。
コロンビア独自のコーヒー生産文化
2011年、「コロンビアのコーヒー産地の文化的景観」が世界遺産に選ばれました。コロンビアの典型的なコーヒー農園は、急峻な山の中にあり、その美しい自然景観の中に、コーヒー生産活動を通じた独自の文化を有するということを認められたのです。 コロンビアコーヒー生産者連合会（FNC）のロゴは、ファン・バルデスという口ひげをはやし、帽子をかぶり、ポンチョを肩から掛け、ラバ（ロバに似た動物）を連れたキャラクターがあしらわれています。このキャラクターはまさに、コロンビアのコーヒー生産農家の伝統的なスタイルを表現したもの。今でも、収穫したコーヒーの実を、ラバに積み、山から下りてくるコーヒー生産者の姿を見ることができます。
マイルドで香り豊かなコロンビアコーヒー
一口にコロンビアコーヒーと言っても、ワインのように、産地や生産者によって、その味わいはさまざまですが、総じてマイルドで香り高いことで知られています。コロンビアのコーヒーは、すべて手摘み。熟して赤くなった実を選んで一つ一つ手で摘み、コーヒー豆にするまで、大変手間ひまをかけます。そうして、丁寧につくられたコーヒーだからこそ、香り豊かな、おいしいコロンビアコーヒーになるのです。皆さんにもぜひ、そのおいしさを楽しんでもらいたいですね。
コロンビア大使館御用達のコーヒー
コーヒーにとって理想的な土壌として知られるコロンビアで栽培されたコーヒーです。 在日コロンビア大使館御用達の香り高く上品で柔らかな酸味、マイルドな味わいです。
※掲載情報は 2014/12/19 時点のものとなります。
- 1
キュレーター情報
コロンビア共和国大使館
アメリカ大陸発見者コロンブスが国名の由来であるコロンビアは、カリブ海と太平洋に面した南米の北西に位置し、南米大陸の玄関とも呼ばれています。カリブ海の美しいビーチ、雪に覆われた山々、多様な生物が生息する熱帯雨林のジャングル、砂漠地帯などコントラストに富んだ豊かな自然に恵まれています。アンデス山脈では、香り豊かでマイルドなコーヒーを生み出され、また花の生産も盛んに行われています。コロンビアは「花の国」でもあり、世界第２位の生花輸出国で、日本へは多くのカーネーション、バラ他が輸出されています。高品質の輝かしいエメラルドも代表的な産物です。自然と同じく、豊かな文化も魅力のひとつで、先住民、スペイン人、アフリカ人、３つの人種の文化が融合されており、これは食文化にも影響を与えています。多様で豊かな文化は人々の誇りです。様々な地形、神秘と冒険にあふれる歴史、人々、文化は、何世紀もの時代を超えて世界から愛されてきました。こちらのサイトでは、コロンビアコーヒー文化やクリスマスィーツについてお伝えします。
