記事詳細
長寿のお祝いには、還暦(61歳)、古希(70歳)、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)、紀寿(100歳)などがあり、それぞれ異なる由来をもっています。年齢によって長寿のお祝いは色が異なります。最近は年齢を重ねてもいきいきと活躍する方も多いです。お洒落で気持が華やぐようなものでありながら、歯に優しく、唾液が薄くてもちゃんと噛んで飲み込めるものを選んでいます。真心こめた品物で、お祝いの気持ちを伝えたいですね。
1:61歳(満60歳)の還暦には、赤ボディの希少シャンパンでお祝い!
長寿祝いで一番初めにやってくるのは61歳の還暦で、魔よけの赤い色の物を贈る習慣があります。今時の61歳は昔に比べて若くてモダンで元気、赤いボトルの「エッセンシエル キュヴェ ブリュット」で家族みんな、華やかにお祝はいかがですか?とても珍しくて喜ばれると思います。このワインを発売しているパイパー・エドシック社は赤がトレードマーク。ジャンポール・ゴルチェが登場する映画「プレタポルテ」をはじめ、カンヌ映画祭やアカデミー賞の公式シャンパンとして有名です。
2:古希(70歳)と喜寿(77歳)には、高貴な紫の贈り物を
古希(70歳)は唐の詩人・杜甫の「人生七十古来稀なり」に、喜寿(77歳)は「喜」という字の草書体が七を3つ重ねた形で七十七と読めることに由来します。この二つの節目は高貴な紫色でお祝いします。静岡・掛川のお茶問屋の五十右園(いみぎえん)さんのお茶は紫のかわいらしい缶に入っており、メッセージを添えることも可能。掛川といえば深蒸し茶、とろみとコクが魅力でとても飲みやすいです。いつもそばに置いていただき、いつでも好きな時に飲んでいただけますね。
3:傘寿(80歳)と米寿(88歳)は、金茶で華やかに祝いを
傘寿(80歳)は「傘」のくずし字である八と十を重ねた形から、米寿(88歳)は「米」の字をくずして八、十、八に分かれることからこう呼ばれます。この節目のお祝い色は金茶。こちら「まめや金澤 萬久」さんの、金箔を載せたカステラは、季節感と遊び心にあふれ、季節ごと干支の複雑なデザインも多彩です。普通にカットしてもよし、型抜きをして楽しむこともできます。カステラは舌にも馴染みのある味で、柔らかくて噛みやすく、何よりおいしいので、お祝いにとても喜ばれますね。
4:卒寿(90歳)、白寿(99歳)には白をお祝いの色に
卒寿(90歳)は「卒」の略字が九十に見えることから、白寿(99歳)は百という漢字から一をひくと白になることからこう呼ばれます。お祝いの色は白。100年以上続くかつお節の老舗・林久右衛門の「鯛茶漬けジュレ」には、最中風の鯛にはフリーズドライの具材が入っており、ジュレは出汁です。作るのが億劫な時や食欲がない時、ご飯の上に載せてお茶かお湯を注ぐだけで、体に優しい柔らかいお食事ができます。かわいい見た目でまず驚かれ、次に味で喜ばれるお祝いです。
5:百寿(100歳)には桃色で「百賀(ももが)の祝い」を
百寿(100歳)は文字通り「百」に由来し、「百賀(ももが)の祝い」とも言われます。お祝いには桃色が良しとされており、こちらの天保9年(1838年)創業、富山県高岡市の大野屋さんの「高岡ラムネ」はいかがでしょうか。一見落雁と見間違えそうなかわいらしい見た目です。国産素材やコシヒカリの粉末粉など体に良い素材を使っており、口の中でジュワッと解けるので安心です。口にほおばって懐かしい思い出とともに、これからも長生きして人生を楽しんでほしいと願って贈りたいです。
※掲載情報は 2017/10/03 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。