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10月1日は「日本酒の日」。10月は新米を収穫し酒蔵が日本酒造りを始める季節でもあり、春先に造られたお酒が熟成して飲み頃となる“秋あがり”の時期でもあります。日本酒といえば豊かな自然と気候に恵まれた東北地方が有名で、実際に優れた蔵元が集中している地域でもあります。今回はそんな東北地方から厳選した日本酒７選をお届けします。
1：【青森】一年に一度しか味わえない！ブルーのラベルが輝く貴重な純米酒『三浦酒造』の「豊81」
最初にご紹介するのは青森県弘前市『三浦酒造』の日本酒「豊81（ほうはい）」です。年に一度だけ通常の酒造りとは異なる製法で仕込む“チャレンジタンク”と呼ばれるプロトタイプの純米酒で、その年によって味わいが異なるのも魅力。地元産の“豊盃米”を低精白で仕込んだ日本酒なので、気になった方はぜひHPをチェックしてみて。
2：【秋田】コンクールでの受賞歴もあり！芳醇な香りを楽しむ『齋彌酒造』の「雪の茅舎」
続いては秋田県由利本荘市にある『齋彌酒造』の日本酒「雪の茅舎」。日本で初めてオーガニックの日本酒として認められた珍しい一品です。日本酒独特のしつこさが残らない飲み口はコンクールでの受賞歴もあり、今では国内のみならず世界中にファンを持つのだそう。良質な酒米を磨き低温で長期熟成させた芳醇な純米大吟醸をはじめ、季節限定のものもあるので飲み比べてみるのも楽しいですね。
3：【岩手】創業240余年！米が持つ自然な甘みが引き出された『菊の司酒造』の「平井六右衛門」
全国の日本酒を飲み比べている紹介者のはんつ遠藤さんが、最近グッときたと教えてくれた岩手県盛岡市『菊の司酒造』の純米酒「平井六右衛門」。他の純米酒に比べて少し多めに麹を使用しているため、米が持つ自然な甘みが存分に引き出されています。日本酒から連想されるキリっとした辛口とは真逆なフルーティーで甘めなタイプなので、これなら普段日本酒をあまり飲まない方にも喜ばれそうですね。
4：【山形】フレッシュな飲み口！自慢の地産酒米を使用して造った日本酒「雅山流」
創業明治3年、山形県米沢市にある小さな酒蔵『新藤酒造店』。おすすめはフレッシュな香りが楽しめるシリーズ「雅山流」で、自社畑で栽培する自慢の酒米“出羽燦々”を使用して造られています。“葉月”は精米歩合60％の無濾過純米生酒で、きめ細やかなフレッシュな香味とバランスを兼ね備えた一品。“如月”は度数が少し低いやや軽めな飲み口なので初心者の方でもおいしくいただけます。
5：【宮城】300年以上続く仙台『勝山酒造』の最高峰「DIAMOND AKATSUKI」
宮城県仙台市で320年続く伊達家御用蔵でもある『勝山酒造』。兵庫県特A地区の山田錦を使い、低温・長期健全発酵で醸した自慢のお酒がこちらの「DIAMOND AKATSUKI」。飲んでみるとお米や糀、仕込み、抽出のすべての工程においてこだわり抜いた旨味を感じられます。飲みやすくどんな料理にも合わせやすいので、ホームパーティーへの差し入れにしてもよさそうですね
6：【宮城】すこぶる旨い、超辛い？辛みとお米のコクが堪能できる『平考酒造』の「日高見」
一目惚れするほどおいしい！といわれている宮城県『平考酒造』の超辛口純米酒「日高見」。酒米には“ひとめぼれ”を使用し、心地よい辛口な刺激のあとにはお米のコクと旨みがじんわりと存在感をあらわします。和食や魚料理はもちろん、チーズやナッツにも合うめずらしい日本酒です。
7：【福島】伝統製法を継承！南会津の人々が愛する酒蔵『花泉酒造』の日本酒
福島県南会津の人々が愛する有名な酒蔵『花泉酒造』。100％会津産のお米や米麹、蔵の裏山に湧き出る“高清水”にこだわった伝統製法で、最後にもち米を使って4回仕込みを行う“もち米四段仕込み”を特徴とします。冷やして飲むとおいしい辛口の「花泉」や食事を一層引き立てる甘みのある「雪中貯蔵酒」など、どれを飲んでもハズレがありません。
※掲載情報は 2017/10/01 時点のものとなります。
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