縁を繋ぐことで生まれた美しさ「赤紫蘇純米梅酒」

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古くから飲食に関りの深い芦屋町

茶の湯釜といえば、芦屋釜といわれるほど茶道の世界では名が通っている福岡県の芦屋町。芦屋釜は、単に湯を沸かすためだけの品にあらず、見る者を魅了する美しさがあるといわれています。そこには芦屋釜を作り、愛用してきた人たちの思いやりとやさしさが込められているのではないでしょうか。
芦屋釜の製造が途絶えて400年たった今、再び立ち上がった芦屋町には、今後注目してみたいと思います。

 

芦屋町の歴史は古く日本書紀にも記されており、そんな由緒ある地域に、新しい梅酒が出来たとのうわさを聞きつけてやってまいりました。遠賀川を渡り岡湊神社でお詣りをすませたら、梅酒を求めてお店に伺いました。


今回案内するのは、芦屋町にある「てのや商店」さんで販売されている赤紫蘇純米梅酒です。「てのや商店」さんはお酒だけでなく、九州や四国の美味しいものや特産品を販売しているお店なので、大好きな「五島うどん」も買って帰りました。

縁を繋ぐことで生まれた美しさ「赤紫蘇純米梅酒」

日本酒の旨味を際立たせた梅と紫蘇

梅酒といえば、焼酎で作られたものと認識される方も多いと思いますが、近頃では日本酒で作る梅酒は、まろやかさとコクがあるということで人気が出てきているようです。


今回紹介する「赤紫蘇純米梅酒」は、芦屋町と八女市のコラボ商品というイメージになります。ベースは、八女市にある高橋商店さんの純米梅酒「繁枡」で、そこに芦屋町のあたか農園さんで栽培された「あたかの赤しそ」を加えたものになります。


日本酒も梅も紫蘇も、日本人に愛されてきた品の組み合わせですから、男女問わず、美味しくいただけることは間違いありません。

縁を繋ぐことで生まれた美しさ「赤紫蘇純米梅酒」

おススメの飲み方としては、やはりそのまま冷やして飲むことではないでしょうか。グラスを通して見る赤紫蘇の美しさは、ワインにも負けないものがあります。
アルコール度数はベースの梅酒が9~10度であるのに対して、「赤紫蘇純米梅酒」は6~7度と高くないのも特徴のひとつです。
ちょっと飲み口を変えたい方は、炭酸で割ることで爽快感を出すのも良いでしょう。

 

味は甘め、香りが強いといったタイプの梅酒ですから、女性に好まれるタイプのお酒ではないでしょうか。特に紫蘇の香が後から追っかけてくるように感じることが出来るため、ひと口で二度美味しいお酒だと思います。

 

食欲の秋、美味しい料理に合わせる飲み物としては、なかなか優秀な一品であると思います。アルコール度数を抑えてあるので食を楽しめることは間違いありません。
ぜひ、一度お試しください。

縁を繋ぐことで生まれた美しさ「赤紫蘇純米梅酒」

※掲載情報は 2017/09/29 時点のものとなります。

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キュレーター情報

岩室茂樹

唎酒師、ソムリエ、ラジオパーソナリティ

岩室茂樹

1974年東京生まれ。北九州市立大学大学院卒、MBA(経営学修士)。
ホテル旅館の経営にも携わり、全国47都道府県を練り歩く。
唎酒師とソムリエの資格を持ち、ラジオパーソナリティとして地域の魅力は発信。
あらゆる縁に感謝をし、生かされていることへの感謝をどのようにして伝えていくかを考える。

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