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レストラン ライステラス
アボカドオイル ロシオ・デル・ボスケ【300ml】
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前回、6月19日(月)に開催されたTOROTOKYOエグゼクティブシェフ小河英雄様のメキシコ料理ワークショップ(記事URLはこちら:https://ippin.gnavi.co.jp/article-10691/)に引き続き、今回はメキシコ大使館公邸シェフのビクトル・バスケスを講師として、2回目のメキシコ料理のワークショップを9月4日(月)に開催しました。今回のテーマは「メキシコ料理の本場の味と色彩」です。色鮮やかなソースをはじめ、今回も日本ではなかなか味わう事ができない料理がラインナップされています。
大使館公邸シェフのビクトル・バスケスは、創造、革新とチャレンジ精神に富んだシェフで、公邸シェフになる前までメキシコの有名レストランMAXIMO BISTROの冷製料理を担当していました。2015年から大使館公邸シェフとしてメキシコ料理の普及のため、ラジオや雑誌、テレビ等にも積極的に出演しています。今回は、メキシコのユニークなソースに注目して料理を紹介します。
メキシコで最もユニークなソースのひとつに「モレソース」があります。モレソースとは、クローブやシナモンなどの香辛料と唐辛子、そしてカカオをミックスしたとてもユニークなソースです。今回は、とうもろこしの粉にラード、塩を入れ、乾燥トウモロコシの葉で包んで蒸して作った「タマレス」と共に来場者に味わって頂きました。
メキシコ料理の代名詞といえば「タコス」ですよね。今回用意したのは、白身魚のスモークマカジキをカリッカリのトルティーヤで巻いた「マルリンタコス」です。緑色のソースは、アボガド、チレベルデやアボガドのさっぱりとした風味にニンニクの風味が、魚の旨みをより引き出します。暑い日にぴったりのタコスです。
メキシコにもパスタ料理があるのをご存知でしょうか。ひとつはパスタをトマトスープの中に入れた「ソパ デ フィデオ」。そしてもうひとつが、今回来場者の皆様に味わって頂いた「フェデオ セコ」です。カリカリのパスタをトマトソースと合わせて作る一品です。シェフのアイデアで、アボカドでパスタを囲み、見た目も美しい一皿となりました。
かぼちゃの種をすり潰し、それをベースにして作られる「ピピアンソース」。メキシコならではのユニークなソースです。トマトもしくは※、生のグリーントマト、ほうれん草、コリアンダーなどを加えると、とてもコクのある甘辛いソースが出来上がります。今回は、チアシードを衣に揚げたマグロと共に味わって頂きました。マグロのサクッとした食感に、ソースがとてもマッチしていました。このソースは、お肉に絡めて食べても間違いなくおいしいので是非皆様にも試して頂きたいです。
※この料理にしようするのはグリーントマトなので生か缶詰となります。
今回のメキシコ料理講座も前回に引き続き、来場された皆様に非常に満足していただきました。今回のテーマである「メキシコ料理の本場の味と色彩」がよく表現された4品は、食材やソース、食感までも全て公邸シェフのビクトル・バスケスによって作り出されました。少しでも多くの日本の皆様に、本場のメキシコの味を知って頂けるように、このようなワークショップをこれからも開催していきたいと考えています。
※掲載情報は 2017/09/21 時点のものとなります。
メキシコ合衆国大使館
北・中央アメリカに位置するメキシコは、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面していて、国土の3分の1は平均高度約1700mのメキシコ高原が占めています。古代にはマヤやアステカ文明で栄え、16世紀にはスペインによって支配されます。1810年まで続いた300年ものスペインによる長い統治にもかかわらず、7000年という歴史を持つメキシコ料理はその影響を最小限にとどめ、トウモロコシ、マメ、唐辛子をベース にした伝統料理をベースにした独自の食文化を守り続けてきました。その結果、2010年にメキシコ料理はユネスコ世 界無形文化遺産として登録されました。日本人に馴染みの深い「タコス」以外にも、さまざまな絶品料理がありますので本場メキシコ料理の魅力を発信していきます。