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味覚とは不思議なもの、9月に入っても暑い日はあるけれど、真夏に美味しく感じていたさっぱりとした味覚のものが、物足りなくなり、味の少し濃いものが、おいしく感じるようになった。四季のある日本人の味覚の贅沢かもしれない。
この季節にお勧めしたいスイーツは、まだ暑さも残ってるので、のど越しはよく、しかし味は少し濃い、ムース類、特にチョコレートムースをお勧めしたい。秋の到来とともにチョコがおいしく感じるようになってきた。
変貌を遂げる大崎再開発地域に近いところに、五反田駅からも近いところに、まるでパリにある様なオシャレな佇まいのショコラティエが昨年開店した。
車で前をとおりながら、その界隈ではオシャレ過ぎて少し浮いている感じのその店が、とても気になっていた。
ある日、散歩途中に、秘密のドアを開けるように、ワクワクしながらLES CACAOSのドアをおした。
お店の中も期待通りおしゃれで、本格的なチョコやケ-キが整然と並べられていて、まるでパリのショコラティエにいるみたい!
私の今の季節のお勧めはチョコレートムース「キューバ」!
キューバ産のチョコレートを使ったムースはなめらかで薫り高く、コクがある。中にはオレンジクリームが入っていて、味のアクセントになっている。洋酒が入っているかと思うほど。ビターな味が大人のスィーツ、お姿もキレイ!
そしてもう一つがのおすすめは、シュー・ア・ラ・クレーム。
凄くしっかりとしたシューの舌触りが、トッピングされた大きめのチョコと程よくマッチしている。どちらも負けていない。
中のクリームは濃厚だけれど、しつこくないチョコレートクリーム。そんない大きくないけれど、食べ応えある。
ピエールマルコーニなどの名店で修業していたというシェフの黒木さん。
さすが、しっかりとしたチョコレートの味を、繊細な大人の味に仕上げている。
カカオの産地にあった焙煎加減が決めてで、自家焙煎にこだわっている。
細かなところまで行き届いたチョコレートスィーツは極上のひと時のために!
カカオが 72%は入った板チョコもビターでお薦め。
※掲載情報は 2017/09/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ファッション&ライフコーディネーター
宇佐美恵子
モデルを経てファッションコーディネーターに。現在、ファッションを軸に、エイジングスタイル コンシェルジュとして、キレイに年を重ねるための、それぞれの方にあったエイジングスタイルメニューをご提案、サポートしています。またそれぞれの年齢を快適に過ごすための商品開発にも参加。
正しい姿勢と歩き方を身に付けることで、美しいスタイルと、老いにくい体を手に入れることができます。「エイジレスウォーキング」レッスンも開催。
食べることはキレイに直結しているという考えのもと、食にも多いに興味があり、講師を招いて不定期な料理教室開催。名誉ソムリエ、タスト・フロマージュを受賞。
2009年4月から2015年3月まで織田ファッション専門学校校長。現在も織田ファッション専門学校・きもの専門学校の特別講師。
エッセイスト 只今11冊目の本を執筆中。