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ベルギーではチョコレートと同様にコーヒーも愛されています。一人当たり年間500杯のコーヒーを消費するともいわれているほど、ベルギー人はコーヒーが大好きです。現在、街のいたるところにカフェがあり、同じ名称でもカフェによって出てくるコーヒーの種類が違っていたり、コーヒーには必ずお菓子がついているのが特徴です。
第二次世界大戦中、ベルギーではコーヒー豆が輸入できなくなってしまいました。代用品として飲まれていたのが、チコリの根を使った穀物コーヒーです。チコリとは、栄養価が非常に高い事で知られている高級野菜です。この根っこを焙煎して作られるコーヒーは今もベルギーでは、健康ドリンクとして、また子どものドリンクとして飲まれています。ノンカフェインなので、カフェインを飲めない人もこのチコリコーヒーを飲む人が多くいます。
味も非常にマイルドで、健康的なチコリコーヒー。日本ではまだあまり知られていませんが、一度飲んだらそのおいしさに感動するはずです!毎朝1杯で健康的な生活を送ってみませんか?
※掲載情報は 2017/09/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ベルギー・フランダース政府貿易投資局
ヨーロッパの中心に位置するベルギー・フランダースは中世より「ヨーロッパ交易の十字路」として栄え、さまざまな文化と芸術、そして食文化を育んできました。ブルージュ、アンプワープ、ゲントなど聞き馴染みのある魅力的な街が点在し、それぞれにこだわりの地元の味を発信しています。日本でもポピュラーになったワッフル、チョコレートやフリッツと呼ばれるベルギー発祥のフライドポテトの他にも、小エビやムール貝などのシーフード、チコリやホワイトアスパラガスなどの伝統野菜や豚肉にハムなど、自慢の食材、料理、デザートで溢れています。こだわりの逸品をビールとペアリングして楽しむのがベルギー流!まだまだ知られていない美食の国ベルギー・フランダースの奥深い食の魅力を、皆様にご紹介させて頂きます。