お菓子屋冥利につきるせんべいです!

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厳しくても、辛くても変わらない味には理由があります。

お菓子屋冥利につきるせんべいです!

今、原材料としていろいろなものが市場で値上がりして、困っているお菓子屋さんは本当に多くあります。最近だと台風の被害を受け、北海道のじゃがいも畑のじゃがいもが不作により、ポテトチップが品薄になったのが記憶に新しいと思います。また、いかも昨年に比べて非常に取れ高が悪く、採算が合わないため、商品の両目が変更されたり、商品価格が上がったり厳しい状況が続いています。

 

慢性的には、世界的に人口の多い中国やインド、経済成長の著しい東南アジアに、小麦粉や卵なども仕入れの段階で買い負してしまうこともあるようです。いろいろな商品が厳しい状況でギリギリのところで戦っています!


今回ご紹介する落花せんは、値上がりの厳しい小麦粉・卵・ピーナッツをたっぷり使った濃厚な味わいが特徴のせんべいです。お米でできるせんべいと違って、甘味やピーナツのアクセントが欠かせない商品です。たまごを29%も使っているのですが、これはこの手のおせんべいの中では相当な量です!昨今のように原材料が著しく値上がりしてしまう前からある商品ですが、製造原価が膨らんでしまっている今でもその味は健在です!

 

「いつまでも変わらないね~」と笑顔で言ってくれるお客様がたくさんいます!きっとそれがやめられなくて変わらない味を守り続けているんだなと想像してしまいます。

落花せん

株式会社ベルソフト 名古屋市中区富田町千音寺西尼ヶ塚202

※掲載情報は 2017/08/27 時点のものとなります。

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キュレーター情報

二木英一

二木の菓子 専務取締役 商品開発部長

二木英一

「二木の菓子」ではお菓子の専門店として常時約10,000種類のお菓子を取り揃えて日本中、世界中からお客様をお迎えしています。(規模によりますが一般的な小売店で約500~1000種類位と言われています)文化も、環境も違う地域から見つけてくるお菓子は驚きと、感動がいっぱいです!中には決して大型店舗では、売られる事のない名品も沢山あります!私は、食べる時に思わず感情移入してしまう名品を探すべく日々情報収集と自分の足で確認する事を仕事としています。また最近は独自の視点から商品開発も手がけております。それは、私がお菓子のプロとしてお客様から求められる提案に、手土産があるからです。昨今、お菓子ブームから、ただ売れている商品に似せて作った物が多くあります。そこで、決して流行や売れている物の真似ではなく、お菓子が本来持っている手渡しする意味や本物を形にする為、企画からお菓子が出来るまでを「ふたつ木」という自社ブランドでご提案しています。2015年5月テレビ東京「ガイアの夜明け」~進化するお菓子驚きの販売手法~出演 著書「なぜ20円のチョコでビルが建つのか?」Amazonマーケティングカテゴリー1位獲得

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