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インターナショナルなホテルでシフォンケーキを
成田空港周辺には国際色豊かなホテルが多い。航空会社のクルーも訪れるホテルは多々ありまるで海外。そのような中でリゾートホテルの要素も強いデラックスホテルが「ラディソンホテル成田」だ。ホテル内は外資系の航空会社クルーも多く海外のリゾートにいる気分にもなれる。航空会社のクルーの利用や、旅の前後泊で利用される印象は強いが、ホテルステイを目的としたゲストも都内近郊から訪れるという。
東京ドームの2.5倍もある広大な敷地、スパやジムをはじめ、庭園をロケーションとする屋内外プールも完備。アーバンリゾートがコンセプトというには贅沢な施設環境だ。ロビーをはじめ客室もオリエンタルな雰囲気に包まれている。スタンダードルームでも十分なクオリティであるが、ジュニアスイートルームやビジネスクラスルームなど、多様な需要に応えるラインナップ。とにかく様々な施設が安価で利用できるのは驚きだ。
そんなワールドクラスのホテルならではの施設充実度、グルメ度の高さはさすがであるが、最近新発売されたスイーツが"シフォンケーキ"だ。プレーンの1種類のみが販売され、テイクアウトもできる。
とにかく見た目の存在感にヤラれるホールのシフォンケーキだ。ホテルのガラスケースでこのビジュアルを見た瞬間、猛烈に食べたい衝動にかられるだろう。カットして口に含むと、外資系デラックスホテル=大人のイメージを踏襲するかのような、甘すぎない味わいと柔らかな口どけだ。
シフォンケーキはアメリカで誕生したといわれている。ラディソンホテルも米国のチェーンホテルであり、アメリカ人クルーも多く訪れるが、シフォンケーキへの思い入れには特別な何かがあるのだろうか。
筆者は、最近TBSの人気番組「マツコの知らない世界」で同ホテルを紹介したが、放送中からホテルへアクセスが殺到、電話が鳴り止まずホームページも繋がらないなど大反響となったホテルでもある。多くの人々が訪れる中、テイクアウトスイーツへの注目が集まることだろう。
※掲載情報は 2017/08/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ホテル評論家 旅行作家
瀧澤信秋
ホテル評論家、旅行作家。All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会会員。日本を代表するホテル評論家として、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などへの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また、旅行作家としても旅のエッセイなど多数発表、ファンも多い。2014年は365日毎日異なるホテルへチェックインし続ける365日365ホテルを実践中。「365日365ホテル 上」(マガジンハウス)として上半期のホテル旅の記録をホテルガイドも兼ねて上梓した。著書に「ホテルに騙されるな!プロが教える絶対失敗しない選び方」(光文社新書)などがある。