記事詳細
ちりめんじゃこは、骨ごと食べられる小魚なので、カルシウムの含有量が多く、骨を強くしてくれます。おかずに困ったときは、一つ常備しているとそのままでも食べられますし、豆腐に乗せるだけでも料理のグレードが上がり、何かと重宝する品です。今回は、そんなちりめんじゃこが、いつでも置いてある家庭が多いという京都からの品々をご紹介します。
どれも丁寧に作り続けられているものばかりですので、是非一度お試しくださいね。
1：素材の産地にこだわり、炊き方にこだわった「おじゃこ」
京の伝統的な造りで、落ち着いた店構えの「京都 やよい」は祇園下河原にあります。
このお店が作るのは、九州産や四国産のちりめんを使用し、丹波産の実山椒がピリッときいた「おじゃこ」という名前のちりめんじゃこ。機械などではなく、職人が一人一人鍋を管理して、火力や調味料を加減しながら調理しているという手作りにこだわった商品です。
しっとりとしつつもパラパラとしたちりめんじゃこを、ホカホカのご飯と共に味わいたいですね。
2：美味しそう！色が一風変わった「たけのうち」のじゃこ
京都「たけのうち」のちりめんじゃこは、ご覧の通り緑色をしています。もちろん普通のちりめんじゃこもありますが、こちらも人気ですよ。なぜ緑色かというと、宇治抹茶がたっぷり絡めてあるからなのです！
こちらのお店のちりめんじゃこ作りのモットーは「子供達にたくさんご飯を食べて欲しい」ということです。
徳島産のちりめん白子、和歌山産の実山椒、宇治抹茶を使っていて、安心、安全の素材で出来た商品は、確実にたくさんのご家庭で食べられています。
3：著名人が愛する名店「浜作」が作り出すちりめんじゃこ
昭和初期に、板前割烹として誕生した「浜作」。新鮮な材料と料理の技で勝負してきた、本物の味を守り続けている名店です。各界の著名人が訪れるこのお店は、過去にはなんと、喜劇王チャップリンも来店したこともあるほど有名なのです。そんな「浜作」が作るのは「ぎをん時雨」というちりめん山椒。かの有名な谷崎潤一郎や川端康成にも愛された絶品で、京都名物の一つとも言えるでしょう。HPからも買え、通年販売されているのも嬉しいですね。
4：初代店主の人の良さから生まれた「チリメン山椒」
チリメン山椒は、初代の店主が親しい人に作り配ったのが評判となり、「また作って！」と喜んでくれるのが嬉しくて、せっせと炊いては作り続けたのが商品となったものです。
はれまのチリメン山椒が、ちりめんじゃこの発祥地と言われるようになり、今でも多くの方に愛され続ける商品となっています。お酒のつまみにもとても合うのですよ。
その日、売る分だけを手作りで心を込めて作るスタイルが、長く愛され続ける理由と言えるでしょう。
5：これは絶品！上品さが際立つ「すぐり」のちりめん山椒}
京都の割烹料理店で30年以上料理長を務めた方が創業した「すぐり」は、ちりめん山椒と京佃煮の製造、販売をしています。スーパーやデパートなどへの量販は行わず、個人や飲食店、ギフト会社などから注文を受けてから、手作りで丁寧に炊き上げ、作り置きはしない製法です。
上質で細やかな、大きさの揃ったちりめんじゃこを使っているので、とてもやわらかな食感ですよ。
あっさりとしているので、豆腐やサラダとの相性もばっちりです。
※掲載情報は 2017/08/21 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。
