オーガニック タイ料理ペーストセット(箱入り)2〜4人分
ダイナワース・インターナショナル株式会社
今年も暑いですねー。これぞ、夏です。そして、夏はタイ料理レストランが最も忙しくなる季節。こう暑くちゃ、ガツーンと刺激的な料理を食べたくなりますよね。冷えたビールにスパイシーなタイ料理はまちがいないでしょう。グリーンカレーにヤムウンセン、ガイヤーンにソムタム。もちろん、もち米も添えて。考えただけで涎が出ます。
本場のタイ料理が家庭で簡単に楽しめたら、お手軽でいいですよね。でも、レトルトって何だか保存料とか食品添加物が気になったり、原材料が見えないことで、何となく美味しくなさそうな先入観をもって見てしまったり、あんまりいいイメージが無いのも確かです。
クッキング例:ナスと厚揚げ豆腐のグリーンカレー(写真提供:ダイナワース・インターナショナル株式会社)
今回紹介するのは、有機JAS認定オーガニック、グルテンフリー、ヴィーガン、ハラールの4つのコンセプトを追求した、タイ発のオーガニックのレトルト調味料シリーズです。
原材料となるハーブやスパイスが有機栽培であるのはもちろんのこと、ペースト製造時に使う原材料は全てフレッシュな食材を使用しており、乾燥物やパウダーは、ほとんど使用していません。そのため、タイ料理の決め手となるハーブやスパイス本来のうま味をしっかりペーストソースに閉じ込めた、本場のタイ料理の美味しさを忠実に再現した商品なのです。
パッケージに表示されたオーガニック、有機JAS認定マーク
原材料を生産するタイ農産地の様子(写真提供:ダイナワース・インターナショナル株式会社)
特筆すべきは、その原材料の全てをタイで生産しており、中国やインドの輸入スパイスは一切使用していないこと。とくに各商品の決め手となるハーブやスパイス類は、北部チェンマイなど全てタイ国内の自社農園で栽培しており、原材料の栽培から製造加工まで一貫して手がけているという、既存の類似商品には無かった潔いコンセプトをもつ、こだわりを感じる商品となっています。自社農園で手間暇かけて育てた有機ハーブやスパイスの旨味を、しっかりとペーストソースに凝縮させ、安心・安全な本場のタイ料理を世界中の皆様に楽しんでもらいたい!創業社長タンヤトーンさんと生産者のみなさんの願いが、商品に強く込められています。
私も以前に、タイ国内14県の農産地を取材して回ったことがあるのですが、タイの農業トレンドはオーガニックへ向かっていて、富裕層の拡大や、収入の増加により着実に市場が大きくなって来ていることを目の当たりにしました。しかし、貧富の差は、大都会であるバンコクと地方では大きな隔たりがあることも事実。タイ東北部の貧しい農村に生まれ、貧困から抜け出すために学ぶことで自らの人生を変えて来たという、オーナーのタンヤトーンさんの発する言葉にはずっしりした重さがあり、共感する部分があります。
“より富める者だけが手にすることのできるオーガニックではなく、文字通り本当の「Organic(=自然でゆったりした)」を目指していく、それが私たちの目指すこれからの仕事だと考えています。
偶然にも私たちの国タイにはタイ料理という素晴らしい文化が有ります。
「タイ料理とオーガニック食品の融合。」
「誰もが手にすることのできるオーガニック食品。」
それらが私たちの目指すこれからのコンセプトです。”
(以上、コーポレートサイトより抜粋)
自らの経験を糧に当ブランドを立ち上げた、THANYATHORN DEESURAKULさん(写真提供:ダイナワース・インターナショナル株式会社)
商品ラインナップは続々追加されており、国内でもカルディなど輸入食材を扱うお店で販売されています。2017年8月からは、オーガニックシラチャーソース(ケチャップのようなチリソース)、オーガニックスイートチリソース(春巻きや唐揚げなどに合う甘辛いソース)も追加発売予定。もちろん、いずれも有機JAS認定品です。
首都圏にお住いの方は、実際に商品を見て確認するチャンス!パシフィコ横浜で開催の「国際オーガニックEXPO 2017」(2017年8月24〜26日、一般参加者は26日のみ入場可能とのこと)に出展されるそうです。
https://organic-expo.jp/
タイから発信するオーガニックのタイ料理の世界。今後も目が離せません。
ダイナワース・インターナショナル株式会社
※掲載情報は 2017/08/13 時点のものとなります。
ヤムヤムソウルスープキッチン代表理事
西田誠治
特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN 代表理事、6次産業化プランナー。日本初のコンセプト「日本列島47都道府県 meets タイ王国77県」をテーマに、全国各地のローカルの魅力をタイ料理をフィルターにして新たに引き出し、各地の食や観光、人の魅力をわかりやすく世界へ発信。インバウンド&アウトバウンドの活性化を47都道府県に提供している。現在までに15県、6市町村をテーマにした地域交流のためのタイ料理イベントをタイレストランや料理人と連携して開催。産地交流のための独自の場作りを通じて、日本とタイの食の魅力を幅広い世代、地域へ積極的に伝えている。タイ国政府商務参事官事務所、タイ国政府観光庁後援事業、内閣府地域社会雇用創造事業(平成23年度)認定事業。
現地取材を通じて産地との交流を作りながら、デザイナー、プロデューサーとして全国の一次産業支援も積極的に手掛けている。食用いぐさ「ゆいのくさ」のブランディングと海外展開支援(熊本県)、雹害りんご農家の支援を「雹kissりんご」プロジェクト(青森県)として立ち上げるなど、産地支援活動を全国各地で手がけている。