【世界B級グルメ紀行ドイツ編】この辛さにどこまで耐えられるか!

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退屈しのぎから生まれたソウルフード

ドイツのB級グルメで普遍の地位を占める「カリーヴルスト」。ドイツを訪れると必ずこのフードスタンドを目にするはずです。特にこの食べ物の発祥の地とされるベルリン人にとっては、スパイシーなケチャップと、香辛料(カレー粉)をまぶしたソーセージは、伝統あるソウルフードとして愛されています。ドイツでは、年間8億食のカリーヴルストが食され、なんとベルリンにはカリーヴルスト博物館が存在するほどです。


カリーヴルストは、戦後のベルリンで考案されたというのが最も有力な説となっています。ソーセージ屋台を経営していたヘルタ・ホイヴァーという女性が、退屈しのぎにケチャップ、ウスターソースやカレー粉を混ぜた結果、その味が大人気となったと言われています。その後、彼女はレストランを経営し大成功を収めました。

【世界B級グルメ紀行ドイツ編】この辛さにどこまで耐えられるか!

最近では、カリーヴルストの辛さを競う大会や、1段階から10段階までの辛さに挑戦できるお店もあります。あまりの辛さに7段階以上は、「お腹を壊してもお店を訴えない」という誓約書を書かないとオーダーできないお店もあるほどです。お店によって、それぞれこだわりのソースを用意していますので、旅行で小腹が空いたらカリーヴルストを思い出してください!

 

今回は、広報文化担当公使付アシスタントのスティーブン・ミュラーさんにお話を聞きました。

※掲載情報は 2017/08/10 時点のものとなります。

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ドイツ連邦共和国大使館

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駐日ドイツ連邦共和国大使館は、日本におけるドイツ政府を代表する機関です。ヨーロッパの中心に位置しているドイツと日本は、去る2011年、外交関係を樹立してから150周年という節目を迎えました。そして、今後も互いに両国が協力し合いながら、現在の友好関係を保ち、またより深めながら手を取り合って未来へ向かっていこうという思いをこめ、「ドイツと日本-ともに未来へ」というモットーの下、日本の皆さんにより深く、広く、ドイツを知ってもらうべく、様々な形で活動を行っています。こちらのサイトでは、ドイツの伝統や郷土・食文化についてお伝えします。

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