焼き鳥激戦区から生まれた究極のタレが万能すぎる件

焼き鳥激戦区から生まれた究極のタレが万能すぎる件

記事詳細


紹介している商品


万能の「甘ったれ」は鶏肉~魚・野菜まで全てを美味に !

焼き鳥激戦区から生まれた究極のタレが万能すぎる件

よく料理を味わう際、「食材の良さが素晴らしい」とか「鮮度が良い」などといいますね。確かにそれはおいしさの重要な要因です。でも、多くの料理は食材をそのまま味わうというよりも、味付けをする事が多いのではないでしょうか。調味料と合わせて炒めたり、ソースをつけたり。どんなに食材が良くても、味付けがイマイチですと台無しです。逆に、食材が大したことなくても、調味料の良さで見違えるほど美味な逸品に変化することもあります。今回はそんな、魔法のような美味しいタレをご紹介します。

焼き鳥激戦区から生まれた究極のタレが万能すぎる件

肉・魚・野菜なんにでも合う究極の万能タレは焼き鳥激戦区の愛媛県今治市にある「まる屋」で販売もしているタレです。「まる屋」は、やきとり店で徳永圭子さんと息子さんが切り盛りするアットホームさがウリの美味しいお店。連日混み合っており、それだけでも人気の高さが伺えます。

そんな人気店が考案し販売している、「何にでもかけタレ(甘ったれ)」というタレが、とにかく美味しすぎます。今治では鶏皮を刻んで、鉄板の上で「重し」と呼ばれる重い鉄板で挟み焼き上げたものを、やきとりと呼びます。その出来上がった、やきとりをお皿に盛り、上からドバっと「何でもかけタレ(甘ったれ)」をかけるのが本来の美味しい食べ方。

一見ソースのように見えるのですが、ベースが醤油なので爽やか。でも、蜂蜜やみりん、水あめなども加わっていて、まろやかな甘さがあるタレ。この甘さが美味しさの決め手で、あとを引くんです。

そしてこの「何でもかけタレ(甘ったれ)」は、やきとりに限らず、様々な食材に合うから驚き。から揚げはもちろんのこと、焼き魚にかけてもバッチリ美味しい。うなぎのタレにも使えるどころか、安いうなぎにかければ、タレの甘さの効果でジューシーなうなぎに変化してしまいます。もっとも僕は、うなぎが無いときに、ご飯にこのタレと山椒だけかけて、うな重気分を満喫しておりますが(汗)。さらに、サラダのドレッシングがわりにも、うってつけ。いろんな使い方ができる、まさに万能のタレなのです!

※掲載情報は 2014/12/15 時点のものとなります。

  • 1
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
焼き鳥激戦区から生まれた究極のタレが万能すぎる件
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

次へ

前へ