新発見!?純米酒と最中の共通点が味覚へ作用

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食前酒に日本酒と和菓子は相性抜群

仕事柄「お酒」を題材にしたセミナーをやる機会も多く、先日も都内の百貨店にて「日本酒」をテーマにセミナーを実施した。

バラエティ豊かな日本酒を全部で6本ほど、食前酒には純米大吟醸を用意。

そして、和菓子も用意しておいたのだが、参加者から意外な意見が飛び出た。

「和菓子と日本酒っておいしいですね!」

その参加者が飲んでいたのは食前酒の純米大吟醸ではなく、純米酒と合わせて和菓子を楽しんでいたのだ。

食前酒にあわせて選んだ和菓子が純米酒にあうとは、新しい発見であった。

その時に用意した茶菓子が「最中」だ。

良い日本酒造りに「米」の存在なくして成立しない。

「最中」にも「もち米」が使われているので、旨みの共通点は一緒。そもそも合わないはずがないのだ。

純米酒は米本来の旨みが強いものが多いが、オススメなのは米のふくよかさを残しつつも飲み口がドライなタイプが特に最中と相性が良い。

あんのやさしい甘さが日本酒を引き立ててくれるので、美味しくいただける組み合わせである。

イベントや、ちょっとしたパーティの際に、日本酒と和菓子の食べ合わせ、是非、お試しあれ。

新発見!?純米酒と最中の共通点が味覚へ作用

※掲載情報は 2014/12/13 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋善郎

料理研究家

高橋善郎

1988年7月14日 神奈川県川崎市出身。

和食料理人の父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。
大学卒業後、大手食品メーカー、IT会社に勤務しながら、本格的に料理の勉強を始め、調理師免許、きき酒師、ソムリエなど食に関する資格を取得。
日本酒ソムリエの上位資格である、日本酒学講師においては史上最年少で合格。
祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業後、独立。
素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意としている。
著者、関連本は宝島社「魔法のココナッツオイル」、エイ出版社「イケ麺レシピ」、企業のレシピ開発、イベント出演等活動中。

和食専門料理教室 / 日本一魚がさばける料理教室「Family」主宰
和食の基本である、だしの取り方、だしを使い素材の味を活かした料理作成、魚のさばき方等を中心にレクチャー。

【保有資格】
日本酒学講師 / 唎酒師(ききさけし) / ソムリエ(ANSA) / ジュニア野菜ソムリエ / ビアアドバイザー / ジュニアアスリートフードマイスター / 調理師免許 / 食品衛生責任者

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