黒糖と米粉から作ったミャンマーの懐かしい味「ホワイトエレファントクッキー」

黒糖と米粉から作ったミャンマーの懐かしい味「ホワイトエレファントクッキー」

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ミャンマーで親しまれている黒糖「タンニャ」を使用したクッキー

今回は、2頭の小さな白象のロゴが印象的な「ホワイトエレファントクッキー」をご紹介します。このクッキーを作っているのは、なんとミャンマーに渡った日本人なのです。その本人である新谷夢さんは、ミャンマーに来てからオーガニックの良質な食材が豊富にあることを知り、ミャンマーチョコレートとも呼ばれる天然黒糖「タンニャ(下写真)」を使ったクッキー作りを思いつきました。タンニャはミネラルやカリウム、ビタミンが豊富で、ミャンマーの人たちは消化促進や健康のため、食後に1粒食べる習慣があるそうです。不思議と日本人の舌にも合う、この国民的健康食品「タンニャ」を使用することで、精製された白砂糖を一切使用しない自然な甘みのオーガニッククッキーが誕生することになったのです。

黒糖と米粉から作ったミャンマーの懐かしい味「ホワイトエレファントクッキー」

何度も失敗を重ね、ようやくたどり着いた完成品

しかし、問題はここからでした。素人同然で始めたクッキー作り、完成までになんと2年もの月日を費やしたそうです。最初の1年は試作しては失敗、試作しては失敗の繰り返しで、初期のクッキーは面白いくらいひどい見た目だったそうです(笑)。
その後は外部から何度かプロの先生を呼んでスタッフと一緒にクッキー作りを学び、何度も改良を重ねました。ようやく完成したのは、伝統的製法を生かしながら、品質にとことんこだわったヘルシー志向の米粉クッキーでした。下の写真は、今焼きあがったばかりのクッキーです。薄く付いたきつね色がなんとも美味しそうですね。

黒糖と米粉から作ったミャンマーの懐かしい味「ホワイトエレファントクッキー」

日本語で書かれたホームページでは、下記のような味のある4コマブログが掲載されています。こちらに最初のクッキーの写真が載っているので、皆さんも一度見てみてください。かなり洗練されたのがよく分かると思います。

黒糖と米粉から作ったミャンマーの懐かしい味「ホワイトエレファントクッキー」

黒糖にも米粉にも一切手を抜かない、こだわりが盛りだくさん

黒糖と米粉から作ったミャンマーの懐かしい味「ホワイトエレファントクッキー」
黒糖と米粉から作ったミャンマーの懐かしい味「ホワイトエレファントクッキー」

「発展」と「伝統」を象徴する2頭の象に込められた思い

黒糖と米粉から作ったミャンマーの懐かしい味「ホワイトエレファントクッキー」

「ホワイトエレファントクッキー」は、日本人にも馴染みの深いピーナッツ、ゴマ、はちみつの3種類の味があります。黒糖とお米のどこか懐かしい味のするクッキーです。1枚ごとに個別包装されていますし、伝統的なカゴに入れたラッピングをすることも出来ますので、手土産にも喜ばれると思いますよ。

黒糖と米粉から作ったミャンマーの懐かしい味「ホワイトエレファントクッキー」

2015年からヤンゴンのボージョーマーケットに店舗を構え、現地の方はもちろん、観光客にも人気の商品となっています。

黒糖と米粉から作ったミャンマーの懐かしい味「ホワイトエレファントクッキー」

購入方法


下記のページから注文フォームに入力して、送信してください。
https://www.myanmarcookies.jp/%E3%81%8A%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%AF%84%E3%81%9B-delivery/

※掲載情報は 2017/07/30 時点のものとなります。

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キュレーター情報

小祝誉士夫

プロデューサー

小祝誉士夫

大学卒業後、5年間のインドネシア勤務を経て、2004年から株式会社TNCの創業メンバーとして広告・マーケティング業界に従事。2008年に同社、代表取締役社長に就任。70カ国100地域在住500人の日本人女性のネットワーク『ライフスタイル・リサーチャー』を主軸とした海外リサーチ、マーケティング、PR業務のプロデューサーとして現在に至る。2011年にTNC Bangkok、2014年TNC Jakarta(インドネシア)、TNC saigon(ベトナム)を設立。多摩大学/経営情報学部・非常勤講師。

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