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チュニジアの家庭では、ゲストに必ずミントティーを振舞います。チュニジアで最も重要で人気のある飲み物はミントティーといっても過言ではないほど、チュニジア人はミントティーを一日に何杯も飲みます。
結婚式などの儀式などでもゲストに必ず振舞われます。チュニジアの伝統的なお茶会では、最初に伝統的なお菓子を出します。お茶会では、家族や友人たちと、個人的な話や一般的な話をします。茶会の際にはアラブやチュニジアの古典音楽を聴くのが一般的です。
今回はチュニジア流ミントティーの淹れ方をご紹介します!
1:500mlの沸騰したお湯にティースプーン2杯の茶葉を15分間入れておきます。
2:煎じ出し、茶葉を取り出します。
3:砂糖を入れ、中火で沸騰させます。
4:お好みで、生のミントの葉をティーポット又は、カップに直接入れ、数分たったら取り出します。
5:小さなグラスにお茶を注ぎ、お好みで松の実を入れます。
ぜひ、自宅でも楽しんでみてはいかがでしょうか。
※掲載情報は 2017/07/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
チュニジア大使館
チュニジア共和国はアフリカ大陸に位置し、北と東は地中海に面しています。首都はチェニスでアラビア語が公用語ですが、フランスの影響が強く、フランス語も広く普及しています。歴史的には、地中海貿易で繁栄したカルタゴやカルタゴの武将ハンニバルが有名です。地形的には南北に細長く、地中海に面する北の地域は自然を南の地域は砂漠を楽しめます。代表的なチュニジア料理はクスクス、ブリックなどが有名で、トマトやチーズを多く使うなど隣国のイタリア料理の影響も受けています。オリーブオイルの輸出量が世界5位で、ほとんどの料理にオリーブオイルを使用します。沿岸地域では新鮮な魚料理も味わえます。スイーツは乾燥したなつめやし(デーツ)をつかったものが多く、さまざまな種類のお菓子が楽しめます。