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江戸時代の浮世絵にはすでにその様子が描かれている、夏祭りでおなじみの金魚すくい。金魚は日本の夏の風物詩として、古くから愛されてきました。優雅に泳ぐ金魚は、涼やかな夏の贈り物として定番のモチーフ。風水では金運アップや子宝に恵まれる象徴として、縁起の良さでも人気があります。今回はそんな金魚が描かれたグルメばかりを揃えました。涼を届ける夏のギフトとしてぜひご活用ください!
1:出目金と金魚がゆらりと泳ぐ! つるんと涼やかな夏の和菓子「金魚すくい」
見るからに涼しげな印象を与えるこちらは、江戸の文化を和菓子に表現する『日本橋屋長兵衛』の「金魚すくい」。爽やかなレモン風味のゼリーの中に、金魚の形をした赤黒の羊羹は、金魚鉢を上からのぞきこんだような透明感。2匹の可愛い金魚が仲良くゆらりと泳いでいるようにみえ、日本の涼を感じます。よく冷やして、涼やかなガラスの器に容器からつるんと盛り付けて召し上がれ!
2:真っ赤な金魚が水辺を漂う! マスカットフレーバーが爽やかな「金魚」ゼリー
日本の文化と和菓子の魅力を国内だけではなく、海外にも発信し続けている和菓子店『宗家 源 吉兆庵』の夏限定の生菓子が「金魚」です。水の中をゆらゆらと涼しげに泳ぐ金魚の姿が、とっても夏らしくて印象的なこちらは、マスカットフレーバーの味わいが広がる和風のゼリーを使用しています。やさしい口当たりのゼリーにふんわりマスカットの香りが漂い、とても上品な味わい。
3:飲まずしても涼やかな気分に! 泳がして5分で出来上がる本格派台湾茶
『台湾 子村荘園』、別名CHARMVILLA の金魚ちゃんのティーバッグです。2013年に誕生したこちらは瞬く間に台湾で人気となり、発売以降、品薄状態が続くという人気ぶりです。1つ1つ手作りで作られるため、生産が追い付かず、商品は常に品薄状態。台湾でも本店でしか手に入らない幻のお茶なのです。お茶は4種類12個セット。台湾ローズ烏龍茶、台湾紅玉紅茶、台湾東方美人茶、台湾金萓茶とどれも上質な茶葉を使用しています。
4:食べるのがもったいない! ガラス細工のように繊細で美しい金魚飴
縁結びで有名な浅草・今戸神社のすぐ目の前にある『飴細工 アメシン』。店主であり飴細工師の手塚新理(てづかしんり)さんは27歳という若さでありながら、浅草では継ぐ者のいなかった飴細工を独学で復活させました。店内では、芸術品とも言える金魚、虎、龍など、躍動感あふれる様々な作品が展示販売されています。店内には体験ゾーンもあるので、浅草散策のついでに飴細工にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
5:創業125年の江戸菓子の粋! 色とりどりの干菓子が詰まった「金魚缶」
銀座の地で明治23年に創業し、代々和菓子作りの伝統を受け継いでいる『菊廼舎(きくのや)。数ある商品の中でも、この「冨貴寄(ふきよせ)」は、登録商標もされている代表銘菓。先代が茶事の干菓子にヒントを得て考案された、色とりどりに詰め合わせをされた小菓子はとても素朴な味わい。こちらの「金魚缶」や貝のモチーフが入った「夏色缶」が夏のギフトに選ばれています。
6:乳酸飲料のようなさわやかな喉越し! 涼しげなボトルの微発泡にごり酒「金魚」
日本の夏には欠かせない定番としておつまみ界に君臨する“枝豆”に、生ビールよりもぴったりかもしれない発泡清酒が「金魚」です。赤い金魚が涼しげに泳ぐボトルが印象的なこちらは、天然の乳酸菌を取り入れる伝統手法である山廃造りにこだわった『兵庫県香住鶴酒造』の「山廃 純米 微発泡にごり酒」。自然に生まれたやさしい泡に、天然の乳酸菌からくる心地いい甘酸っぱさが感じられる清酒は、夏にぴったりな爽やかさです。
7:長野県に1店舗のみ! 県内産の小麦生地に花豆あんを詰め込んだ「鯉焼き」
こちらは金魚ではありませんが、金魚モチーフ好きにぜひ合わせてご紹介したい鯛焼きならぬ「鯉焼き」。長野県長野市にある『藤田九衛門商店』の「垂水(たるみ)の鯉焼き」は、鯛でないのは山国信州では一昔前まで川魚の王様“鯉”がハレの舞台で食されていたからなのだとか。水色のお皿に盛り付ければ、ピチピチと元気な鯉たちが泳ぐ姿に見えてきます。鯉もまた、縁起の良いモチーフ。前日までに予約必至な「錦鯉」も要チェックです。
※掲載情報は 2017/06/30 時点のものとなります。
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