【レシピあり!】タイ料理のカリスマが教える!たった1日だけの料理講座

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タイでもなかなか味わえない本物の味

【レシピあり!】タイ料理のカリスマが教える!たった1日だけの料理講座
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6月23日(金)に錦糸町にある「タイ教育・文化センター」にて、タイ料理教室が開催されました。今回は、タイ日修好130周年を記念して、タイ料理界の重鎮、元タイシェフズアソシエーション会長でもあるJamnong Nirungsanシェフをお招きして1日だけの貴重な料理教室を開催しました。

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Jamnong Nirungsanシェフは、タイ版の「料理の鉄人」にも出演する有名人です。あらゆるコンテストで輝かしい結果を残しています。世界中の一流ホテルでシェフとして活躍した経験を生かし、今年は世界中のホテルを周り、シェフにタイ料理を教えています。今回は、Yam Nuea(牛肉サラダ)とパットタイの2品の作り方を教えて頂きます。

油っぽくなく!旨みを閉じ込めた絶品パットタイ

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まずは、日本でもおなじみのパットタイから作ります。
用意するもの(1人分)
米麺:70g
サラダ油:1-1.5
大きめの卵:1個
エビ:2個(殻をむいて、背わたを抜いたもの)
乾燥豆腐:20g(細切りにしたもの)
干しエビ:小さじ1
ローストピーナッツ:小さじ1.5
大根の酢漬け:小さじ1
シャロットのみじん切り:小さじ2
にんにくのみじん切り:小さじ1.5
ニラ:20g
もやし:60g
パットタイソース:100g(別途レシピあり)

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シェフが手に持っているのはバナナの花です。日本ではなかなか見かけることはありませんが、タイ料理ではあえ物やカレーに使用されたり、パットタイの飾りつけとして使用されます。今回もバナナの花でパットタイを彩ります。

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パットタイをおいしく作るためには、ソースを作る時の材料や火加減が非常に重要となります。
パットタイソースの作り方
パームシュガー:40g
タマリンドジュース:30g
ナンプラー:20g
水:小さじ2
乾燥唐辛子:小さじ1/2
油:小さじ2

 

1:フライパンに油を熱し、乾燥唐辛子を香りが出るまで炒め、パームシュガー、タマリンドジュース、水、ナンプラーを加えて砂糖が煮詰まるまで炒めます。
2:米麺を30分間水につけ、もどします。
3:油を小さじ半熱し、エビを炒めます。パットタイソースを加え、よく混ぜ、取り分けます。
4:3のフライパンに油を足し、豆腐を炒め、シャロット、ニンニク、干しエビ、酢漬け大根を加え、香りが出るまで炒めます。
5:麺を加え次にソースを足し、ソースを吸わせて麺に火が通るまで炒めます。

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ソースは最初に全て入れずに、最初と最後の仕上げに半分ずつ入れるのがコツです。

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味はもちろん、見た目の美しさにもこだわりたいものです。パットタイを盛り付けるための器もあればより綺麗に盛り付ける事ができます。

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完成品がこちら。食べるのがもったいなほど美しいパットタイはまるで芸術作品のように見えました。その味は、決して油っぽくなく、旨みが凝縮されていて辛すぎず飽きる事がない味わいです。シェフのお手本となる味という事が理解できます。

夏に食べて欲しい!さっぱりピリっと辛い牛肉サラダ

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2品目はYam Nueaという牛肉サラダを作ります。タイを代表するサラダで、さっぱりとした味わいで食欲が出ない暑い時期にぴったりです。

 

材料
牛肉:120g
スライスした玉ねぎ:30g 
スライスしたシャロット:20g 
スライスしたキュウリ:20g 
唐辛子(飾り用):1個 
セロリ:10g 
レタスの葉(飾り用):1枚 
ナンプラー:小さじ2 
ライム汁:小さじ2 
ニンニク:10g 
鷹の爪:5g 
ミントの葉:10g 

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まずは、塩と油漬けした牛肉をミディアムに焼きます。あまり焼き過ぎずスライスした時に中に赤身を残すのがポイント。

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次にソースを作ります。タイでは、調味料を調合するための石臼が各家庭にあります。調味料を擦り合わせるのではなく、押し潰すのがポイントです。石臼をお持ちでない人は、ニンニクの風味がよく出るように、一度包丁でつぶしてからカットしてください。

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ナンプラー、ライムの搾り汁と、先ほど石臼で潰したスパイスをボウルで混ぜ合わせます。これで調味料は出来上がりです。

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最後に、牛肉、セロリ、玉ねぎ、キュウリをボウルの中でソースとよく絡めて出来上がりです。さっぱりとしたライムの酸っぱさと鷹の爪のピリッとした辛さ、そしてニンニクの風味が食欲を増進します。ビールのおつまみにもピッタリの一品です。

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Jamnongさんが、受講した生徒ひとりひとりにとても親切丁寧に料理を教えている姿がとても印象的でした。日本で教えた後は、インドネシアでタイ料理を教えに行くと笑顔で教えてくださいました。今日も、Jamnongさんは世界中を飛び回っています。

今回のレシピを皆さんも是非、ご家庭で試してみてくださいね!

※掲載情報は 2017/06/29 時点のものとなります。

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タイ王国大使館

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東南アジアのほぼ中央に位置するタイ。日本との交流は600年前のアユタヤ王朝と琉球王国の交易の時代にさかのぼる。現在はタイ王室と日本の皇室の交流、政府間、経済連携、学術交流、そして国民同士の交流まで、あらゆる段階において緊密な関係を持っている。タイは地域のビジネスや輸送の中心地であり、2015年に発足予定のアセアン経済共同体のゲートウェイでもある。6億人の人口をかかえGDP143兆円という市場規模になる。自然、歴史、文化、ショッピング、様々なエンターテイメントなど訪れた人を満足させる魅力に溢れた国。特に、ハーブ&スパイスの効いた美味しいタイ料理は大人気。

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