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妊婦さんにも、授乳期にもおすすめの、大麦やチコリから作られたデカフェ
ロマカフェと最初に出会ったのは子供の出産のとき。「おっぱいの出が悪いときに飲むといいよ」と教えてもらいました。最近はあまり飲んでいなかったのですが、また始めてみることにしました。それは今年早々に乳がん検診に行った際に、「おっぱいの張が気になっている」と先生に尋ねたところ、「カフェインがおっぱいの張りをだしてしまうことがあるらしい」とお聞きし、それ以来、定期的にコーヒーの代わりに飲むようにしています。
なんとなく張りもなくなっているような気がしています。
ノンカフェイン、コーヒー風味のインスタント麦芽飲料は妊婦さんにも、特に授乳期の乳腺炎になってしまう方やうまくおっぱいがでない方にもおススメです。
漢方ではタンポポの根がおっぱいの出をよくする効能があると言われていて(※)、タンポポコーヒーもご存知かと思いますが、こちらのロマカフェは穀類が主でその中にチコリが入っています。タンポポやチコリだけだと少し苦みが強く飲みにくいものもありますが、こちらは麦芽がメイン、ビートで甘味も加えてあるのでとても飲みやすい飲料になっています。
冷え性の方には、もともとコーヒーは控えていただきたいと思いますが、最近はカフェインも気になるところ。飲んで体の調子がよくなるなんて気軽でよいですね。
※現代の食卓に生かす「食物性味表」
出版:日本中医食養学会 監修:仙頭 正四郎, 国立北京中医薬大学日本校
性味表大事典
出版:ブイツーソリューション 著書:竹内育子
※掲載情報は 2017/06/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
薬膳料理研究家・東洋美食薬膳協会代表
谷口ももよ
岐阜県出身、青山学院大学卒。
・薬膳料理教室「Salon de Maman」主宰
・一般社団法人東洋美食薬膳協会代表理事
・NPO法人全日本薬膳食医情報協会理事
・一般社団法人日本豆腐マイスター協会理事 著書「身近な10の食材で始める薬膳ビューティレシピ」(講談社)は2015年グルマン世界料理本大会にて健康料理部門で世界一のグランプリを受賞。その他著書「おうちで台湾スイーツ」「べジ薬膳」など多数。 昨年NHK Eテレ趣味どきっ!「あったかボディでリラックス」にも出演、女性誌などでも頻繁に取り上げていただいています。
自身の病から、薬膳に目覚め、薬膳料理教室サロンドママンを8年前にスタートし、現在では教室以外にザプリンスパークタワー東京の陽明殿での年に6回の薬膳ビューティランチセミナーや、企業様でのレシピ監修、講演会など、多岐にわたって活動しております。「美食同源・健康は日々の食卓から」をモットーに、一人でも多くの方々を食べて笑顔にできるよう使命感をもってお仕事をさせていただいております