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ビーカープリンは、オリジナルのカスタードからチョコレート、抹茶、クリームチーズと種類が豊富}
料理研究家&テーブルコーディネーターの磯部作喜子です。
まだまだ生徒さんの話題にのぼるGINZA SIXに久しぶりに行ってみました。B2の食品フロア。行列はかなり落ち着いてきていましたが、1店舗だけかなりの行列になっているお店が!!
葉山の手作りビーカープリンで有名な「MARLOWE」(マーロウ)です。並んでいる約30分の間に「マーロウ」について予習。
1984年が創業。神奈川県景勝50選にも選ばれた美しい夕日が眺められるレストランだそうです。地元佐島の大楠漁港で採れる新鮮な魚介類や、三浦の新鮮野菜を使ったお料理を提供されており、中でも渡り蟹を2ハイ使用した「渡り蟹のトマトクリームパスタ」が名物料理だとか。
有名なプリンを始めとしたデザートや、厳選された新鮮な海鮮類や野菜を使ったイタリア料理が落ち着いて頂ける。ペット可のテラス席もあり。
なるほど。葉山の本店を思わせる、ちょっと懐かしいお店の造りや、イエローとブラウンのロゴなども、GINZA SIXの中では異色で目立っています。
プリン以外にもパンやビスコッティなど商品の種類も多く、並んでいるのも苦になりません。
ビーカープリンの種類もオリジナルのカスタードからチョコレート、抹茶、クリームチーズと何種類もあって迷ってしまいます。
初心者の私は家族用にオリジナルの「カスタード」と、自分用には夏期期間限定の「ベイクドマンゴーチーズプリン」を購入しました。
さて、お楽しみな「ベイクドマンゴーチーズプリン」の試食タイム。まずは、プリンの上にかけられたマンゴーピューレの香りにうっとりし、プリン本体にスプーンを入れます。マンゴーの味は感じますが、程よくクリーミーで酸味も強くないのはクリームチーズが良い仕事をしているからでしょう。
マンゴーは、あらゆる品種の中でも味も香りも最高級とされ、キングオブマンゴーと称されてるアルフォンソマンゴーを使っているそうです。
甘味と酸味のバランスが絶妙で、濃厚ですがさっぱりとした、フルーティなプリン。一世を風靡した「なめらかプリン」とも違った濃厚さとスッキリさはどこから来るのでしょうか?
1個食べきるのは無理!と思えるほどの大きなビーカーでしたが、気づいた時には完食してしまっていました。
さて、食べ終わって、紙箱を処分しようとした際に、ハラリと落ちた説明書きの紙。何気なく目を通して愕然としました!
「マーロウプリンは逆さまにしてお皿に出してお召し上がり下さい。プリン本体は崩れることはありません。カラメルがトロリとかかり美味しさもひときわです。」
といった内容だったと思いますが、もはや時遅し!
次回こそはお皿に出した「マーロウプリン」の画像を撮影したい!そんな後悔を胸に、またGINZA SIXの列に並んでいそうな私です。
歴代ビーカーの販売もあるそうで、長年のファンを大切にされていらっしゃるお店の精神にも好感が持てますね。
通信販売もあるそうですので、気になる方は是非、検索してみてくださいね。
※掲載情報は 2017/06/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・テーブルコーディネーター
磯部作喜子
英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月100席以上の講座をこなし、現在までのべ9000人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」(主婦と生活社)「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」(ハースト婦人画報社)アメブロ:http://s.ameblo.jp/salon-blanc/