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こちらのお菓子、何だと思いますか?プチマドレーヌと見間違うような可愛いシェル型のフォルム、実は「貝最中」。創業80年、江の島といったら井上総本舗の「貝最中」「女夫饅頭」と言われるほど地元の人からも観光客からも愛され続けている銘菓です。
江の島に4代続く銘菓店の伝説「貝最中」
「もなかと饅頭で4代続く和菓子屋はないと思う。味を守り続けるだけではいけないし、商品と一緒に伝統も売っている。先代の味を知っている方、先々代の味を知っている方から味が落ちたと言われないように、この代が一番おいしいと言われるよう努力し続けたい」と心意気を語るのは4代目の井上海さん。
「小さい頃、江ノ島に来ると必ず食べていた貝最中が食べたくて!と言って来店する方が思いのほか多いことに驚きます」と嬉しそうに語られます。
代々受け継がれてきた製法で手作りされる貝最中の味は3種類。茶袋が小倉あん、緑袋がこしあん、銀袋が白あん。
十勝小豆と等級の高い砂糖を江の島の井戸水で炊き、柔らかく甘さ控えめに仕上げた餡。照りと喉ごしのため寒天を加える製法は、代々受け継がれる秘伝の技です。もち米で作られた貝型に包まれた小倉あん、こしあん、厳選白いんげん餡は記憶に残る上品さ。
貝型の種がまたいい。照りを見ると一つひとつ手作業で丁寧に焼かれているのがわかります。貝の形は5種類。
右手前から時計回りに、きんちゃく、ホタテ貝、はまぐり、とこぶし、まて貝。
「貝最中」の最大のおすすめポイントは手造り餡と種。そしてこの小ささ!
赤ちゃんの手のひらサイズほどの大きさ。ひとくち、ふたくちサイズで小倉あん、こしあん、白あんと次々と食べ進めたくなってしまいます。
洋風のティータイムにも最適。話題の中心になること間違いなしです!
江ノ島仲見世通りの江ノ島神社参道・青銅の鳥居から5軒目。営業時間は8:00~18:00、季節によって異なる閉店時間は、春・秋は18:00頃、冬場は17:00頃、夏場は19:00頃、土日・祝日も19:00頃まで。
人通りにより変わるのでお問い合わせください。
定休日:毎週金曜日(金曜祭日の場合は前日定休日)
電話番号/FAX:0466-22-4640
江の島に行かないと食べられなかった「貝最中」ですが、電話やFAXで地方発送可能との朗報!
貝最中・3ヶパック290円/お土産用箱入り7個から。
女夫饅頭・1ヶ100円/お土産用箱入り6個から。
4代目の井上海さん。伝統を守り続けながら、更に良いものを造ろうと日夜銘菓造りに励みながら店頭に立たれています。
店舗では「貝最中」、蒸したての「女夫饅頭」の他、作りたてのアイス最中、季節の手造り和菓子がいただけます。くずきりは吉野産。寒天は天草から造るなど「他店が手を掛けないところにこそ手を掛けたい」というこだわり。
井上総本舗伝統の味。江の島「女夫饅頭」は「貝最中」と並ぶ2代銘菓。
茶饅頭(弁天様)・小倉あん、白饅頭(五頭龍)酒まん・こし餡。茶饅頭の皮は沖縄の黒糖塊から黒蜜を造り利休饅頭に仕立てるこだわり。酒まんは地元湘南は茅ヶ崎の老舗「熊野酒蔵」の酒粕で造る手法を初代から守り抜いています。
井上総本舗の女夫饅頭は白饅頭の赤いマークが元祖の印。
蒸したての手造り女夫饅頭を頬張りながらの江の島散策はまた各別!
井上総本舗から朱の鳥居までは徒歩2~3分です。
※掲載情報は 2017/06/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
1級フードアナリスト
メゾン・ド・ルージュ 谷口のぶえ
国内大手航空会社CAを経て専業主婦20年、家族の体調不良を経験し食の大切さを実感。
食の総合的、専門的資格フードアナリスト1級取得。「健康も美容も口に入れるものから」を信念に『食と美のトータル美容サロン』メゾン・ド・ルージュ経営。http://www.maison-de-rouge.com/
遠方からのリピーターも絶えない予約の取りにくいサロン、著名人の隠れ家サロンとして人気。
サロン経営の傍ら、自然派サプリ「ネバーエイジ」開発TVショッピング出演、レシピ開発、各種審査員、講師、美容専門紙、TV、ラジオ出演、コラム執筆など「食と健康と美」についての情報を発信し活躍中。
TCCアワード、日本フードアナリスト協会「 食のなでしこ」受賞。食の親善大使として農林水産省訪問等。
フジTV「めざましTV」、 日本テレビ「news ever」他各種メディア出演。
食育活動(農林水産省・文部科学省後援「味覚の授業講師アシスタント」)、国際儀礼デュプロム取得。
日本オーソモレキュラー医学会会員。