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とても珍しく、おしゃれでおいしい南イタリアのカンパーニャ州にあるノチェラーラ・スーペリオーレで作られているポミリア社のトマト缶をご紹介いたします。
とってもかわいくっておいしいトマト缶に出会いました!ふたを開けると、ミニトマトが丸々入っていてびっくり。濃厚なトマトピューレに美味しそうにプカプカと浸かっています。見るからにおいしそう。ついつい一粒つまんでパクリ。プチッとはじけて旨みと甘味が広がり、おいしい~!缶詰なのにフレッシュなトマトを食べている錯覚に陥り、満足感のあるバランスの良い甘味と酸が口の中にひろがります。こんなトマト缶今までなかったと感激し、POMILIAと書かれたかわいい缶にもなんだか惹かれてしまいました。
一般的なトマトジュースに浸かってあるものではなく、トマトピューレに浸かっているので味が濃く短時間にソースに仕上がります
今まであるようでなかったかわいいルックスがお料理に生かせるトマト缶
ご覧ください、缶のふたを開けてお鍋に流し込むと、ころころとチェリートマトと濃厚なトマトピューレが流れ出します。コトコトと煮込んでも皮が付いているので溶けてなくなることなく、チェリートマトの形が残ります。さっと煮込むだけでもコクと甘みのあるおいしいトマトピューレに浸かっているので、美味しいトマトソースが完成します。また煮込めば煮込むほど、甘みが増し、美味しソースになることは言うまでもありません。
ポミリアトマトとは?
1973年にサルツァーノ家の兄弟によって始まりました。工場と会社のあるカンパーニャ州ノチェラーラは高品質のトマトが生産されることで昔から有名な土地です。現在は創始者である兄弟の2代目が事業を引き継ぎ、近代的な設備の元、家族経営でがんばっています。
使用しているチェリートマトは、ミニトマトの産地ではこれまた有名なトマトの産地、お隣のプーリア州、フォッジャ産の契約生産者のもののみを使っています。
南イタリアの灼熱の太陽と地中海の海風を受けてすくすくと育つトマトの味は格別ですから、このトマト缶がおいしいのは言うまでもありませんね。
昨今、量販店で激安で販売されているトマト缶、中にはイタリア以外の原産国のトマトをイタリアで缶詰にして販売したりしているものもあるようですので、びっくりですね。
ポミリアトマトの特性を生かしたおいしいレシピ
生のまま缶から出してカプレーゼに。フレッシュなトマトと同じように使えます。ブルスケッタにもお薦めです。おいしいチーズやオイルとともにパンの上に乗せるだけでおいしいアミューズに。
一缶そのままボウルに入れ、塩、ローストしたガーリック、唐辛子などのミックススパイス、フレッシュで上質なエクストラヴァージンオリーブオイル、フレッシュバジルとともによく混ぜ合わせ、冷製パスタのソースにすると絶品です。煮込まなくても十分な甘みと旨みにびっくり。そしてころころとかわいいチェリートマトが可愛いです。
煮込んで甘味を楽しむレシピ
クストラヴァージンオリーブオイル、ガーリック、バジルとともに軽く煮込んでトロトロ甘いトマトソースに。熱々出来立てトマトパスタにし水牛モッツアレラを乗せて!トマトとチーズがとろけるおいしさです。さっと煮込めば形も残りかわいいソースに!
こちらのようにしっかり形がなくなるくらいに煮込むと、甘味とコクがたっぷり。これまたおいしいパスタソースになります。
硬くなったバゲットを水に戻してトマトと一緒にトロトロに煮込むめば、イタリアの家庭料理パッパアルポモドーロ(トマトのパンがゆ)も美味しくできますよ!
煮込みハンバーグもおいしくできます。
トマトのさっぱりとしたソースでいただくハンバーグとてもおいしいですよ!
こちらのポミリアトマト缶を輸入されているのは、イタリア専門旅行会社アスティオントレーディングの笹森さんです。(写真向かって右)
年中イタリアへお仕事で出向かれ、イタリアンのシェフ達からも絶対的な信用を得ておられます。イタリアはパルマで開催される一番大きなピッツアの大会へ日本のピッツア職人の方のエントリーのためにアテンドされたり、グルメな方々を納得させるイタリアツアーを企画されたりと、イタリアンの世界では一目置かれている大変グルメでご親切で素晴らしいお方です。イタリアのおいしいものを知り尽くしている方が輸入しているトマト缶は、やはりトマト缶という言葉だけでは片づけられない、見た目もお味も抜群なトマト缶です。
みなさんぜひこちらのかわいいポミリアトマトを味わってみてください。季節を問わず、美味しいトマトが年中味わえ、お料理が何倍にもおいしくなりますよ!
※掲載情報は 2017/06/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
オリーブオイルテイスター
米原ゆかり
国際線客室乗務員として世界各国を訪問。退職後はその経験をもとに、岡山の自宅サロンにて独自の料理やお菓子、お茶のアレンジを生み出し、食を通じて異文化を紹介することに専念。その後、衣食住すべてのプロトコールを伝授するため、プリンセスプロトコールマナースクールを開講。お料理を通じてわかりやすくマナー(思いやりの気持ち)を伝授することに専念。
ホテルとのコラボレーションセミナーを立ち上げたり、大学食文化学科にて外国の食文化やマナーに関する非常勤講師、企業向けのセミナーも多数経験。テレビやラジオのお料理やマナーのコーナーに講師としての出演も多数。2013年より東京に拠点を移し、イタリアでの料理修業、オリーブオイルの鑑定士になるためのトレーニングを行い、2015年世田谷桜新町に本当においしく体に良いものだけを集めた輸入食材店 カーサ・アンジェリーナを開店。東京、岡山の2拠点で食のプロとして本物だけを発信中。<オリーブオイルに関する資格>O.N.A.O.O.オリーブオイルテイスティング適性能力認定 日本オリーブオイルテイスター協会会員
O.N.A.O.O.オリーブオイルテイスター機構会員