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お湯を注げば即席で温かいスープが飲める。
そんな商品は山ほど売られているが、この「信州・造り酒屋の粕汁」はひと味違う。
フリーズドライの粕汁自体、あまりお見かけしない見掛けないが、私が感心したのは使用されている原材料。
化学調味料と保存料が無添加で、「〇〇エキス」なども使用せず、素材そのものを活かして味が調えられているのです。
それもそのはず、この商品は長野県出身の料理研究家、横山タカ子氏監修によるこだわり派なのだ。
酒粕にはいいことがいっぱいあります。
まず、酒粕とは日本酒を製造する過程で発酵した固形物であるもろみを搾って残ったもの。
日本酒を醸した時に生まれる有効性分のほとんどが酒粕に残り、
アミノ酸、ビタミン、食物繊維、その他麹由来の様々な栄養素が豊富です。ぜひ毎日とり入れたい優秀な健康食品ですが、忙しい毎日で酒粕を料理するのはちょっと大変。その点、この商品ならお湯を注ぐだけで手軽に粕汁が食べられるので、便利ですよね!
袋から中身を出してお椀に入れます。
そして熱湯を注ぎます。
袋の表示には160ml注ぐと書いてありますが、お好みで加減すると良いでしょう。私は100~120mlくらいが好みの濃さです。出来ればフタをして1~2分置いて具材をふやかします。
これで、出来上がりです。
クリーミーでクセのない優しい味わいです。厚揚げや鰹節などをトッピングすると味わいも深まりますし、アレンジしても楽しめます。
味のバリエーションは「野菜と信州サーモン」「野沢菜」「四種のきのこ」の三種類。長野への郷土愛を感じさせるラインナップです。
粕汁を食べると、腹の中から温まり、手足がポカポカしてきます。これから冷房による冷えが気になる季節。温活対策にも心強い商品です。
粕汁、いいのは分かっているけど、忙しい毎日こまめに手作りするのも大変です。このように安心して食べられるおいしいインスタントの発酵食品があるのはとても心強いですよね。
ぜひ、ご家庭だけでなく、オフィスなどにも常備して、お弁当のお供や小腹の空いた夕方のエネルギーチャージにご活用ください!
※掲載情報は 2017/06/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
糀料理研究家/ワインエキスパート
小紺有花
家族の健康の為に始めた糀の発酵食の研究。知れば知るほどそれは世の中全ての人達に必要な物だと気づきました。
毎日の食事のひと口ひと口が私達の心と身体を造り、暮らしを彩り、人生をかたち造ってゆくのです。
糀の発酵食はより良い食生活を手軽に、気軽に、楽しく実践する為の最良のツールです。
食のグローバル化により日本人の日本食離れが進む中、古来より日本の食文化と健康を支えてきた伝統の発酵食を次世代に伝えるべく、現代人のライフスタイルや食の嗜好にマッチする糀の使い方を提案し、新しい糀食文化の創造を目指しています。
発酵調味料をたくみに使った手軽で簡単に作れるオリジナルレシピが好評。
商品開発、カフェメニュープロデュースや料理ワークショップや講演会、食育セミナーなど食に関わる様々な活動を全国・海外で展開。
テレビや雑誌などでも活躍。
著書4冊。
「卵、乳製品、白砂糖なし。塩麹&甘酒で作る、麹のおいしいスイーツレシピ」
「塩麹のおつまみとおかず」
「しょうゆ麹でもっとおいしい日々のごはん」以上3冊 河出書房新社
「麹、甘酒、自然食材を使った減糖レシピ」日東書院