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飲めば避暑地・軽井沢に貢献できるビールです
軽井沢高原ビールは『よなよなエール』などで知られる、長野県軽井沢町にあるヤッホーブルーイングが醸造するビールです。“For the town”をコンセプトに軽井沢エリアのみで販売されているこのビールは、収益の一部を「軽井沢ワイルドフォレスト」、「軽井沢ナショナルトラスト」のボランティア団体に寄付していて、軽井沢の環境を守る活動などに使われています。定番のラインナップは、軽井沢で最も飲まれているビール『軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト』と、ブラックモルトの甘味とコクのある『軽井沢高原ビール ナショナルトラスト』。いずれも寄付先の団体名にちなんだネーミングです。その他、その年ごとに変わるシーズナブルビール、そして季節限定ビールなどを提供しており、このセッションウィートIPAは、2017年の夏季限定ビールとして登場しました。
ふわりと柔らかい香りとホップの苦味がうれしい
缶をプシュっと空けたとたん、あたりにフルーティで柔らかい香りが漂います。原料に軽井沢産小麦「ゆめかおり」を使っていることでふんわりと柔らかな口当たりのビールは、ゴクリと飲むごとに南国のトロピカルなアロマが口から鼻そして体全体へと広がり、ホップの苦味がビールの味わいを引き締めてくれます。アルコール度数は4.5%。まさに軽井沢の美しい森を眺めながら、ランチビールでも楽しめる軽やかさです。ちなみに「軽井沢高原ビール」の醸造過程で排出される麦芽の搾りかすは近隣の農家へ肥料として提供されています。
長期予報では今年の夏は暑いのだそう…。避暑で軽井沢を訪れる機会には、ぜひこのビールでとびきりの休暇を楽しんでください。
※掲載情報は 2017/05/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ビアジャーナリスト/パンコーディネーター
宮原佐研子
日本パンコーディネーター協会認定パンコーディネーター、日本ビアジャーナリスト協会所属ビアジャーナリストとして日本ビアジャーナリスト協会HP、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)、世界22カ国158本のビールを紹介するe-MOOK『ビールがわかる本』(宝島社)、ビアエンタテインメントムック誌『ビアびより』(KADOKAWA)他執筆。『ビール王国』では、「コンビニ限定うんまいビア ペア」で、コンビニエンスストアで買えるビールとパンのペアリングを連載。日本パンコーディネーター協会主催の講座「ワインよりおすすめ?パンとビールのおいしい関係」でパンとビールのペアリング体験講座も実施。