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旬の素材、地元の素材を使用して、季節のおいしさを届ける
先日、鹿児島を取材撮影で回ってきました。2泊3日で鹿児島市&指宿市。それぞれに良さがあり、料理も美味しくて、なにより薩摩藩など歴史のある地なのも嬉しく、充実した時を過ごせました。そして、東京へ戻るべく鹿児島空港へと向かったのですが、ふと思ったのが「空港って霧島市なんだ」ということ。霧島といえばお茶が有名。ならば、お土産は霧島茶を使用したスイーツがいいなと思い、見つけたのがこちら『森三』の「森のリーフパイ 霧島茶」です。『森三』は明治42年創業の老舗菓子メーカー。霧島市を中心に鹿児島県内7店舗を運営。旬の素材、地元の素材をたっぷり使用して、季節のおいしさを届けています。「安心安全はもとより、鹿児島の豊かな自然に育まれたこだわりの素材を使い、職人がひとつひとつ丁寧に心を込めてつくる季節の創作菓子。創業百年を超えたこれからも、「夢と感動のある商品づくり、愛される店づくり」を目指してまいります」というのが、会社のコンセプト。すっごく真面目な会社です。
パイ生地と霧島茶がタッグを組んだリーフパイ
さて、肝心の「森のリーフパイ 霧島茶」ですが、こちらはいわゆるパイ生地の洋菓子です。大きめの“木の葉”をかたどったパイは、けっこうしっかりとした厚みで、サクッとした食感が楽しめます。パイと霧島茶をどう結び付けるのだろうと思ったら、霧島茶の粉末緑茶も用いているわけですね!これがまた、しっかりとした香りと苦味もあって、ちょっとびっくりしました。『森三』では、他にも「栗薩餡」などの和菓子、「ロールケーキ」をはじめとした洋菓子も揃っているので、いろいろと楽しめそうです。
※掲載情報は 2017/05/15 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。