鯖寿司
鯖街道 鯖寿司みうら 滋賀県高島市朽木市場702-2
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ここのところ、空前の鯖ブームが起きていますが、人気があるのは鯖缶だけではありません。鯖寿司もそのひとつではないでしょうか。
福井から京都へ鯖などの海産物を運ぶルートを「鯖街道」と呼び、その主は若狭街道でした。ちょうど中間地点にあたるのが滋賀県の朽木で、そこには鯖寿司を扱うお店がいくつかあり、人気となっています。
みうらの鯖寿司は、国内産の真鯖を使用し、お酢、砂糖、みりん、酒、塩だけという至ってシンプルな材料で、丁寧に手作りされています。程よく脂がのった鯖は身が厚く、酢〆の具合も、レア過ぎず甘過ぎず酸っぱ過ぎず。しめ鯖と地元産のお米がよく合います。私は、おぼろ昆布で巻いたものが好み。もちろん昆布なしのものもあります。大きくてお箸で持ちにくいので、お好きなサイズにカットしたら、豪快に手で食べちゃいましょう（笑）
全国に美味しい鯖寿司はたくさんあり、各地のブランド鯖を使った高級なものも多いのですが、こちらはリーズナブルなので、日常使いでいただきたくなるんです。
早く食べるにかぎりますが、食べるのは数時間後……という場合は、お米が硬くなってしまうので冷蔵庫には入れないでくださいね。（もちろん夏場を除く）
朽木にある店舗の他、道の駅くつき新本陣の朝市、デパートなどの催事でも購入可能。最近は人気が高じて、ふるさと納税返礼品にもなっています。暖かくなったら、古き時代に思いを馳せて、鯖街道をドライブしてみるのもいいかもしれませんね。
※掲載情報は 2019/02/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ご当地グルメ研究家／リサーチャー／日本外食リサーチ＆PR協会
椿
日本全国の美味しいモノを世の中に残すために日々奮闘中。「その地域で長く愛されているローカルフード」を探し、そこに如何に根付いているのかを研究。
テレビ番組、WEB、雑誌、イベントで、地域の食や最新グルメ情報のリサーチ・取材・寄稿・レシピ提供・情報発信などを行っている。
2013年より気仙沼の海の中に純米酒を沈めて熟成させる「海中貯蔵プロジェクト」を行う。
