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先日、台湾に行ってきました。台湾の皆さんの人懐っこさと優しさに感動し、そして、台湾料理の抜群の美味しさに感涙、「あぁ、やっぱり台湾いいわぁ〜」と、改めて台湾の魅力を実感した旅でした。
中でも、特に忘れられない台湾グルメが、「台湾肉包」そう、肉まんです!また、あの美味しさを味わいたい!
そんな台湾ロスな私に、「これだ!」と、キラメキをくれたのが、世田谷にあるお店「鹿港 ルーガン」です。2017年の11月でオープン15年目となる「鹿港」は、地元の人達に愛される行列のできる手作り台湾肉包のお店。
店主の小林貞郎さんが、その昔台湾に住んでいた時に食べた肉包があまりにも美味しく、その感動的な味を日本で一人でも多くの人々に伝えたい!と一念発起。台湾中部の都市「台中」からバスに乗って1時間半の港町、鹿港にあるお店「振味珍ゼンウェイゼン」に何度も何度も足を運び、その熱い想いを伝えたそうです。
そして、ようやく修行の許可を得て、2年間の修業の末、それまで門外不出だった味を習得し、初めて日本に「振味珍」の味を紹介したお店なのです。
「鹿港」の肉包の美味しさの一つは、まずは、皮(生地)の美味しさ!
独自の製法でじっくり練られた生地を約2時間かけて発酵させ、きめ細かくコシのある皮に仕上げています。だから、弾力があって、「モチッ、ムチッ」としています。バターを使っていないので、低カロリーなのも嬉しいところ。
手間がかかっている分、美味しくふっくら、ほんのり甘くて「幸せの白いまん頭」といった感じ!あまりにも、皮が美味しいので、具なしの「まん頭」も、大人気なのです。
次に特筆したいのが、お肉!
国産の上質豚肉の食感を活かすために粗めに挽いて、ジューシーな肉汁をたっぷりと味わえるように、生の豚肉を一つ一つ手で包んで蒸しています。だから、出来上がった肉包を割ると、澄んだ肉汁が次々と溢れてきます。これぞ、黄金のスープ!!
そして、独特の風味を醸しているのが、ネギ!
上質の台湾ネギをラードで揚げてカリカリにして、それをお肉と混ぜています。この台湾ネギの風味と、豚肉の旨味、そして、皮のほのかな甘さに、職人さんたちの優しい手包みが合わさって、得も言われぬ美味しさの鹿港の「肉包」となるのです。
台湾グルメが恋しい人は、思わず泣いてしまう程の確かな美味しさ!
無添加なのは当たり前!
溢れる愛と、肉汁で、今日もたくさんの人達を笑顔にしている台湾仕込みの「鹿港」です。
※掲載情報は 2017/03/15 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ラジオパーソナリティ・声優・きき酒師
藤田みさ
ラジオパーソナリティ・フリーアナウンサー・声優(厚生労働省 献血キャラクター けんけつちゃん)・きき酒師
FM長崎・大分・京都・石川などの各ラジオ局にて、ワイド番組を受け持ち、
現在まで25年以上生放送を担当、またグルメパーソナリティとしても定評があり、
コンビニエンスストアとコラボレーションしたお弁当は、コンビニ史上類を見ない大ヒットを記録。
そんなキャリアとアンテナを駆使して、選りすぐりの「ippin」をご紹介します。
生放送と、美味しいモノの共通点!それは、新鮮さとリアリティ、ワクワク感と、共感♪
そして、本物は心に届く!ということ。
今日も、美味しいものとの出会いに感謝!しながら・・・
レポートさせて「いただきます」!!