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厳しい寒さもようやく遠のき、春の訪れを刻一刻と感じる季節になりました。この時期、私たちはつい春のことばかり考えてしまいがちですが、冬には冬の魅力もたくさんあったはずです。そこで今回は、そんな冬にお別れを告げるという意味で、雪のようなパウダーシュガーのかかった粉雪スイーツをご紹介します。これで春を迎える準備は万端でしょう!
雪深い会津地方で生まれた名物!「会津の天神さま」という名前の「ブッセ」
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福島県会津地方ではもともと『天神さま(菅原道真公)のように頭が良くなりますように』、という願いを込めて会津天神の張り子を飾る風習があります。そんな会津天神をモチーフにしたのが、地元のお菓子屋さん「太郎庵」の「会津の天神さま」という名前のブッセ。受験シーズンの必勝スイーツとしても人気です。ふわふわきめの細かいブッセ生地には、真っ白のパウダーシュガー。定番はチーズ味で、ほんのり甘い生地に塩味のきいたチーズクリームがサンドされています。冬限定でチョコ味も楽しめます。
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糖衣をまとったマロングラッセ!巴裡 小川軒の「ふくませ栗」
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新橋にある「巴裡 小川軒」は、「レイズン・ウィッチ」があまりにも有名な老舗洋菓子店。その最大の特徴はお菓子のフレッシュさ。生菓子はもちろんのこと、焼き菓子も作りたてを店頭に並べ、新鮮なうちに食べてもらうためにオンライン販売は行わないというスタンスを貫いています。ここの隠れた名作と呼べるのが「ふくませ栗」というお菓子。洋酒に漬けた渋皮付きマロングラッセの表面に、うっすら糖衣がかかっています。この糖衣がシャラシャラとした食感を与え、品の良い美味しさに奥行きを与えています。
できたてを食べるのがおすすめ!シチリアの伝統菓子「カンノーロ」
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映画「ゴッドファザー」の名シーンにも登場するイタリア・シチリア発祥の伝統菓子「カンノーロ」。カリっと軽やかにフライされたロール状の生地に、リコッタクリームチーズを詰めたお菓子です。日本ではなかなか出会うことができませんが、千代田区一番町にある「エリオ・アンティカ・フォルネリア」では、本場さながらの本格カンノーロが楽しめます。こんがり揚がった生地の表面にふんわりパウダーシュガーがかかっていますが、こちらのカンノーロはクリームにもパウダーシュガーを使っているのがポイント。舌に心地良く絡みつくような絶妙な食感となっています。
話題の糸島で見つけたお洒落なカフェのふわっふわ「ロールケーキ」
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最近、おしゃれな観光地として女性に人気の糸島市は、福岡市内から車で40分ほどの場所にある海に面した自然豊かな街。田園風景の中に佇む「ワイルドベリー」は、ケーキとクロワッサンとワイナリーを扱うお店。スイーツはお取り寄せも可能で、中でもおすすめの「雷山プレーンロールケーキ」は、生地とクリームに「太陽の卵」を使った贅沢なロールケーキ。スポンジの表面を覆い尽くすほどのパウダーシュガーがかかっていて、スポンジのふわふわ感をアップさせる存在感。しっとり甘めのスポンジと、口どけの軽いクリームとのコントラストが楽しめます。
福岡土産はコレに決まり!新感覚のトロトロ「チーズケーキ」
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日本初のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」にて料理を提供する、福岡のフレンチの名店「ジョルジュ・マルソー」。そのパティスリー部門となるお店が、福岡・天神南エリアにあります。ここでの注目は「チーズケーキ・フォンデュ」。表面にはパウダーシュガーがたっぷりかかっていて、カットした断面はトロトロ。見た目とのギャップに驚き、食べてまた驚く新感覚のチーズケーキです。周りを囲むクッキー生地は香ばしく、チーズ感もしっかりあるので、ワインやスパークリングワインとも合うのだとか。
体に優しい素材にこだわって作られる入手困難な「シュークリーム」
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パウダーシュガーでお化粧をしている身近な洋菓子といえば、シュークリームもあります。ここでご紹介するのは、入手困難ながら一度食べると忘れられない美味しさとの口コミで、予約で売り切れてしまうことも多いという「CICOCAFE」のシュークリームです。このお店は、オーナーパティシエールの田中知子さんが、鎌倉の住宅街にあるご自宅で開いているお店。営業は不定期で土日のみのため、人気のあるシュークリームはなかなか手に入らないのだそう。安心安全な素材選びにこだわって作られており、花見糖がほんのり香る上品で優しい甘さです。
※掲載情報は 2017/03/05 時点のものとなります。
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