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日に日に暖かくなる今日この頃。春一番もすぎて(今年は春四番まであった地域も!)少しずつ本格的な春の訪れを感じるようになってきました。重いコートを脱ぎ棄てて春物のお洋服に着替えると、心まで軽くなるよう。黒や茶などの落ち着いた色合が多い冬服と違い、白や黄色、ベビーピンクなど淡いパステルカラーのお洋服が気になるこの季節。今回はそんな待ちに待った春にぴったり、ガーリーな気分に仕上げてくれるパステルカラーのスイーツをご紹介します!
1:食べるのがもったいない!パステルカラー&縁起物のモチーフの落雁
小梅やくす玉、打出の小槌、米俵、小判、七宝という縁起ものをかたどったこちらのお菓子は、日本の古文にも登場する伝統菓子、落雁です。京菓子の名門と謳われた「亀屋良安」から暖簾分けし、1803年(享和3年)に創業した老舗和菓子店「亀屋良長」。こちらの落雁は、和三盆を使った上品な甘さとほろほろとした口どけが特徴的。昔から変わらない材料と製法で作りつつも、時代に沿った遊び心のある商品製作を心掛けているそう。和菓子初心者におすすめしたいのが、パステルカラーの落雁が12個はいった詰め合わせ「宝ぽち袋」。京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」とのコラボレーション商品で、伊勢木綿のポチ袋は落雁を食べ終わった後もポーチとしても長く使えるお得な一品です。
2:まるで和製マカロン?まん丸で淡い和菓子の正体とは
まるで和製マカロン?のようなこちらのお菓子。福島県にある創業約160年の老舗「柏屋」さんの「スイーツマンジュ」です。まん丸な形と淡い色合いはまさにマカロン。その正体は、フルーツをふんだんに使った薄皮饅頭なのです。お味は、スイートポテト、マンゴー、ストロベリー、シオミルク、マッチャラテ、ブルーベリーの6種。それぞれの食材から出る天然色素を使っているので、カラフルな見た目ですが、安心して食べることができます。お饅頭にはそれぞれの餡子が。春らしい爽やかな見た目とお味を楽しめる一品です。
3:修道女が作る淡いピンクのボンボンはパフュームのような香り
イタリア・リグーリア州ジェノバにある、1780年創業の老舗砂糖菓子専門店「ピエトロ・ロマネンゴ」。古くからお店の人気商品がジェノバの修道院で作られる「ボンボン」です。砂糖、水、オレンジキュラソー、アニス、ローズシロップ、桃のリキュールを混ぜて、煮て、木の型で丸くかたどるだけのとてもシンプルなお菓子。ローズシロップは、修道院で育てられる農薬不使用のバラを煮詰めて作られており、お口の中でローズの香りと味がたっぷり広がるのを堪能できます。まるでパフュームのような香りと美しいローズカラーを楽しめるボンボン。とっておきの日の自分のご褒美にしたいスイーツですね。
4:「かわいい!」が100万回くらい聞こえそうなカップケーキ
誰もが「かわいい!」と思わず声を上げてしまいそうな神戸「JiJi」のカップケーキ。淡いパステルカラーのバタークリームと、お花や蝶々モチーフなど女子の心を鷲づかみにするラブリーなデコレーションが人気を博しています。見た目だけでなく、素材にも強いこだわりが。カップケーキの命ともいえるバタークリームには国産のバターを使用。その他、レモンなど、それぞれのフレーバーにもとことんこだわっているのです。お店は神戸だけですが、冷凍での通販もあるので、遠方からもオーダー可能。バタークリームがくずれないよう、箱のなかでしっかり固定されているので通販でも安心です。
5:フレッシュなフルーツピューレで作ったフランスのマシュマロ
名古屋にあるデセール(デザート)レストラン『kominasemako』。日本ではまだ少ない、スイーツ専門のレストランで、常に予約がいっぱいなのだとか。春におすすめしたいのが、フランスの「マシュマロ」と呼ばれる「ギモーブ」。新鮮なフルーツピューレ(素材)にゼラチンを加え、精密な温度調節と空気の混ざり具合で作る繊細なフランス菓子です。淡いピンク色がとても春らしい「ギモーブカシス」は、濃厚なカシスが、まるで丸ごとフルーツを食べているかのよう。他にも淡雪のような白さが印象的な「ギモーブココナッツ」と、こちらも春の訪れを感じる淡黄色の「ギモーブパッション」があります。
6:ネクストブームの予感大!?ヘルシーなおやつにぴったりなシュガードベジタブル
新鮮なお野菜をドライ加工して、お砂糖でまぶした「シュガード・ドライベジタブル」。インスタなどではすでにじわじわ来ている新しいスイーツです。北海道・十勝の「珈琲専科ヨシダ」が作るシュガードベジタブル「十勝糖彩」は、十勝産の野菜を使った人気の商品。長いも、ジャガイモ、大根、ゴボウ、ニンジン、トマト、ルバーブ、パプリカ、ブロッコリー、スモモなどの野菜や果物をじっくりと低温で乾燥させ、野菜が持つ栄養成分や色合い、食感を損なうことなく作られたもの。ドライ加工した野菜を十勝産のビート糖に漬け込み、野菜の旨みがぎゅっと濃縮したほんのり甘いシュガードベジタブルの出来上がり。野菜をまるごと保存しただけなので、味も見た目も自然そのまま。ネクストブームになりそうなスイーツです。
7:日本的な淡い色とホロリとした繊細な口どけ。新しい時代の伝統菓子
お茶をたしなむ人ならよく知るお菓子『薄氷』。その歴史は宝暦2年(1752年)と古く、現代まで茶会を彩る茶菓子として愛されてきました。薄い煎餅に、阿波特産の高級和三盆糖を刷毛塗りし、まさに薄氷のように薄く、一口かじるとスーッと心地よく溶けていく繊細なお菓子。お茶をたしなむ人以外にも薄氷を知ってほしい、と作られたのが富山 薄氷本舗五郎丸屋の『T五(ティーゴ)』です。伝統的な薄氷の製法はそのままに、現代風の見た目とテイストにアレンジ。桜(塩味)、抹茶(苦味)、ゆず(酸味)、胡麻(滋味)、和三盆(甘味)の5味はいずれもお茶だけでなく、紅茶やコーヒーにもぴったりです。
子供にはもったいない!美味しくて、楽しいモダン和菓子「drawing」
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※掲載情報は 2017/03/03 時点のものとなります。
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