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ベルギー西フランダース地方で誕生した最高級コンフィチュール
ベルベリーは1956年、ベルギーの西フランダース地方の都市コルトレイクにて、アンドレ・ヴァンダーベン氏が19世紀後半から続くグロッサリーストアで、手作りのコンフィチュールの販売を始めたことから始まりました。
受け継がれてきた伝統的な製法により、こだわりのフルーツと上質な砂糖を使用することで、多くの人から愛される極上の味わいのコンフィチュールを作り続けてきました。
ベルベリーは、コンフィチュール100グラムあたり天然果実を55グラムも使用することで、一般的なコンフィチュールに比べ、天然果実の割合が多いのが特徴です。日本でも不動の人気であるストロベリーなどの古典的なベリーのコンフィチュールから、フルーツを組み合わせた個性的な味まで、数十種類のバリエーションがあります。
60年変わらず選ばれる「ロイヤルマーマレード」シリーズの実力
様々な果実からできたコンフィチュールの中でも、ベルベリーに訪れるお客様から特に指示されているのが、柑橘類を使ったマーマレード、「ロイヤルマーマレード」シリーズです。
産地や柑橘類の品種など別に、マーマレードだけでも8種類ほどありますが、共通するのは透き通り鮮やかな発色、果実の味をいかした優しい味わいで、家庭で作られたような素朴な仕上がりです。
ベルギー王室からも認められたベルベリーのコンフィチュールは、ベルギー国内では贈答用として重宝されています。
パンにつけて食べるのはもちろん、チーズと合わせたり、肉料理に添えたりと色々な楽しみ方をされています。
最高級と位置づけられた果実味たっぷりのベルベリーのコンフィチュール。これからもずっと変わらない伝統の味で多くの人を魅了します。
※掲載情報は 2017/03/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ベルギー・フランダース政府貿易投資局
ヨーロッパの中心に位置するベルギー・フランダースは中世より「ヨーロッパ交易の十字路」として栄え、さまざまな文化と芸術、そして食文化を育んできました。ブルージュ、アンプワープ、ゲントなど聞き馴染みのある魅力的な街が点在し、それぞれにこだわりの地元の味を発信しています。日本でもポピュラーになったワッフル、チョコレートやフリッツと呼ばれるベルギー発祥のフライドポテトの他にも、小エビやムール貝などのシーフード、チコリやホワイトアスパラガスなどの伝統野菜や豚肉にハムなど、自慢の食材、料理、デザートで溢れています。こだわりの逸品をビールとペアリングして楽しむのがベルギー流!まだまだ知られていない美食の国ベルギー・フランダースの奥深い食の魅力を、皆様にご紹介させて頂きます。