贅沢な時間と味わう日本の風情「国技館やきとり」

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60年の歴史を持つ 今も変わらぬ味「国技館やきとり」

先日海外から遊びに来た友人たちと両国国技館にお相撲観戦に行って来ました。

 

お相撲は小さい頃おじいちゃんと一緒にテレビで観ていたくらいでしたが、やはり間近でみるのはわけが違う!! ! 力士のぶつかり合う音やその勢い。観客の歓声、熱意!!!

 

数年前からご縁あって武蔵川親方(元横綱武蔵丸)率いる武蔵川部屋の千秋楽の会で歌わせて頂くようになり、私自身のお相撲への関心が非常に強くなりました。

 

また、海外へ行くたびに海外の人達の日本への関心の強さに驚くと同時に、もっと私自身も日本のことを知って発信していきたいと感じるようになりました。

 

今回は日本の国技でもあるお相撲観戦には欠かせない両国国技館の名物おつまみ「国技館やきとり」をご紹介したいと思います。

贅沢な時間と味わう日本の風情「国技館やきとり」

お相撲観戦に行くなら、やはり靴を脱いでのんびり飲み食いしながら観戦できる升席をおすすめします。升席のお客様にはお弁当、えだまめ、ビール等々のお土産を頂けるのですが、たかがお土産とあなどるなかれ!! その中に入っている「国技館やきとり」がおいしいのです!!

 

それもそのはず、なんと国技館の地下には秘密のやきとり工場なるものがあり、正真正銘の自家製やきとりなのだそう。どうりでおいしい!!

 

中身は至ってシンプルな正肉と鶏団子のつくね。何もつけなくてもそのまま頂けるくらいの甘辛たれのお味はすでについていて、私はそのまま頂くのが好きですが、秘伝のたれと山椒もついています。

 

ちなみにこのやきとりは大変歴史あるもので、 浅草・蔵前に国技館があった頃から、60年の歴史を持つ。鶏は二本の足で立ち、手をつかないことから「負けない」ことを連想させ、また鶏団子のつくねも白星を連想させることから相撲界では大変縁起のいいものとされ、今でも特に場所中は鳥料理が重宝されているそうです。 自分のひいきの力士を応援しながら縁起のいい鶏肉を食べるなんて、なんとも粋で日本らしい!!

 

両国といえば相撲。いまや日本のみならず世界にも認知された場所。ぜひ歴史的背景や日本の文化と共に食を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

次回東京での大相撲は、両国国技館での五月場所。先行抽選3月12日、前売り開始4月8日。

贅沢な時間と味わう日本の風情「国技館やきとり」

国技館やりとり

国技館サービス株式会社 両国国技館:東京都墨田区横網1-3-28

※掲載情報は 2017/02/21 時点のものとなります。

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キュレーター情報

北野里沙

クラシカルポップス歌手

北野里沙

18歳の時、サラブライトマンに憧れ、突如音大へ。東京音楽大学大学院修了。イタリア留学中、路上で日本のうたを歌っていたことがきっかけで、2014年「母からの手紙」でシンガーソングライターとしてメジャーデビュー。2013年以降、イタリア・ロッシーニ歌劇場にてソリストデビュー、バチカン市国聖パウロ大聖堂、WBA世界チャンピオン戦国歌独唱、神宮外苑花火大会オープニングアクト、日比谷シアタークリエ「クリエンターレ」他、国内外の数多くのコンサートに出演。FMヨコハマ・ラジオパーソナリティー他。現在、読売日本交響楽団アンサンブル公演等クラシックからポップスまで幅広い活動を行う。
〈音・食・旅〉を愛するクラシカルポップス歌手。コンサートで巡る全国各地の美味しいもの・お土産の数々をご紹介致します。

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