2月も中旬になりました。年明けのバタバタに追われているのも束の間、あっという間に流れる月日の早さにおののいている方も多いのではないでしょうか。これから3月末に向けて、また期末の慌ただしさに巻き込まれそうという人のために、今回は自分へのご褒美にぴったりなおやつをご紹介します。どれもたった一粒で贅沢な気分になれるラグジュアリーなおやつばかりです。忙しいとトゲトゲしがちな心を、まあるく穏やかに慰めてくれるはず。

横浜・元町で1924年に創業した老舗洋菓子店『喜久家』。どれを食べてもハズレのない、クラシカルなお菓子は、横浜みやげとしても喜ばれています。贅沢気分を味わいたいなら、創業当初からレシピを変えない「ラムボール」はいかがでしょう。ラム酒に1ヶ月ほど漬け込んだレーズンやナッツをスポンジ生地と練り込んでチョコレートコーティングした、まさに大人のためのお菓子。エスプレッソとの相性は抜群です。（2個入 税別480円〜）

千葉県いすみ市にある家具店『大丸木工所』の甘い物好きな若旦那が、町おこしのために開発した「そとぼうキャラメル」。いすみ市内で育まれる牛乳やハチミツなどの材料を使って、茂原市にある菓子店『レーヴ』がキャラメルに仕立てました。高い職人技術を駆使して作られるキャラメルは一度に100粒程度しか作れず、一口頬張ると身も心もとろけてしまう濃厚な味わいです。ブレンドコーヒーと合わせて召し上がれ。(１個 税込130円)

東京恵比寿にある人気店『パティスリー・レザネフォール』に並ぶ「オテロ」は、お手玉大もあるまんまるなチョコレートボール。フランス菓子の中でもかなりのクラシックジャンルに分類されるというこのお菓子は、今や本国でもなかなか出会うことはできないのだそう。中には軽やかなメレンゲが隠され、まわりを包む濃厚なガナッシュが舌の上でとろけていく繊細な口どけが魅力。（こちらは店頭商品ではないため、事前のお問い合わせを）

チョコレート好きから、圧倒的な支持を得ているショコラティエ『ラ・メゾン・デュ・ショコラ』。贅沢気分を味わいたい時にイチオシしたいのが、普通のトリュフ4～5個分のサイズで、食べ応えも満足度も十分過ぎるトリュフ「ブシェロシェ」です。上質なチョコレートの水のようななめらかさと、上品なヘーゼルナッツの香ばしさが奏でる甘美なハーモニーに、うっとりと身を委ねて味わって。（1個 税込621円）

大阪・新町にある餅菓子専門店『餅匠 しずく』。大切な方への手土産として選ばれている「大福餅」は、定番から変わりダネまで揃え、どのお菓子からも徹底した食材選びや製法へのこだわりが感じられます。知る人ぞ知る名店の看板商品は、ビビットなピンクが愛らしい「フワンボワーズ大福」。お餅とあんこに赤い里芋“ビーツ”を混ぜた大福は、白あんのやさしい甘味とジューシーかつさわやかな余韻を残してくれます。（１個 税抜350円）

ロンドンの中心部、英国屈指のテーラーが集まる道“サヴィル・ロウ”にあり、紳士たちがこぞって足を止めるのが、1875年創業の歴史を誇るショコラティエ『シャルボネル エ ウォーカー』です。ピンク色の箱に入った「ピンク・マール・ド・シャンパーニュ・トリュフ」は中に、香り豊かなブランデーを使用したガナッシュが。気品を感じさせる味わいに酔いしれてみては？ 日本でも通販で手に入ります。（8個入税込4,104円）

今年1月に東京・自由が丘へ日本初上陸した、フランス・パリの BEAN TO BAR 老舗チョコレート店『CHAPON シャポン』。焙煎、配合、加工まですべて自社工場で行うシャポンのショコラは、その洗練された味わいはもちろん、華やかなパッケージも魅力。マーブル模様の「ボールショコラ」は、チョコもパッケージも芸術品のような美しさで、見ているだけでも満たされた気分にさせてくれるはず。（12個入 税抜6019円）

北鎌倉と鎌倉の間に佇む、美術館のような建物が『鎌倉歐林洞』です。扉を開くと、優雅な気分でお茶を愉しめる大人の空間が広がっています。ティータイムをより豊かな時間へと変えてくれる魅惑のお菓子が「パトロン」です。栗をマッシュして焼き上げ、チョコレートでコーティングした高級感あふれるスイーツは、カフェで味わうも良し、持ち帰りで興じるも良し。重厚感のあるパッケージはギフトにも人気です。（4個入 税込1600円）