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地元マダムからベビー・キッズファミリーにも人気のスイーツ
屈指の人気テーマパーク「東京ディズニーリゾート（R）」。周囲にホテルが林立する中で、知る人ぞ知る便利ホテルが“1駅離れた”「オリエンタルホテル 東京ベイ」だ。ディズニーリゾートから1駅離れたホテルが便利ホテル？という声も聞こえてきそうだが、舞浜駅から1駅となりの新浦安駅から雨にも濡れない直結ホテルならではの利便性が。広大な東京ディズニーリゾート周辺に点在するホテルよりも、実は時短でアクセスできるのだ。その証として、修学旅行などの団体客は現地で解散、各自電車でホテルへ戻るスタイルが定番だという。なるほど、これなら団体バス要らずだ。もちろんホテルからシャトルバスも頻発している。
オリエンタルホテル 東京ベイは、ベビー・キッズのファミリーにコアなリピーターの多いホテルだという。その秘密の一端が、ハイフロアの11階・12階が、ママの声から生まれたという客室フロア。子連れ旅行にやさしい仕掛けがたっぷり詰まっている。座ってゆっくりチェックイン・アウトができる専用ラウンジ「ママサロン」は、赤ちゃんと安心して過ごせる11階「ベビーズスイート」と、遊びざかりキッズが楽しめる12階「キディスイート」のゲストの専用サロン。一般的なデラックスホテルでも上層階に特別フロアを設ける例は珍しくないが、ベビー・キッズのファミリーが想定されているのは希有だ。
そんな子連れファミリーに人気のホテルならではの楽しいスイーツは逸品揃い。ホテル2階（ロビー階）のレストラン「グランサンク」入口に位置するパティスリーをのぞいてみよう。
1日3本限定という「オリエンタルスペシャルロールケーキ」にまず注目。純国産（福岡）の小麦粉、フレッシュ生クリームにハーブたまご、和三盆と厳選素材を使用した安心感も高い一品だ。
また、ベビー・キッズが大喜びしそうなビジュアルの「動物エクレア」は楽しさ溢れるスイーツ。動物を模したエクレアはシリーズ化しており、ライオン、カバ、ウリ坊など様々なバリエーションがある（現在はカバのエクレア）。一方、「プララン」は、数種類のチョコレートが幾重にもふんだんに使われた濃厚な大人の味。
そして、何といってもこの時期は「バレンタインデー＆ホワイトデー」（1/14～2/14、2/15～3/14）が賑わいをみせる。期間中のみ提供されるスイーツ、中でも「ロリポップ」はウサギやヒヨコが描かれた、食べるのがもったいないくらいキュートなチョコレート。これまた子どもが大喜びしそうだ。
ラグジュアリー感もある宝石のようなスイーツが値頃で買い求められると、ホテル近隣新浦安の「マリナーゼ」と呼ばれるマダムには根強いファンも多い。海外と五つ星ホテルで培った経験と感性から生み出される、長田ペストリーシェフのスイーツから目がはなせない。
※掲載情報は 2017/02/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ホテル評論家 旅行作家
瀧澤信秋
ホテル評論家、旅行作家。All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会会員。日本を代表するホテル評論家として、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などへの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また、旅行作家としても旅のエッセイなど多数発表、ファンも多い。２０１４年は３６５日毎日異なるホテルへチェックインし続ける３６５日３６５ホテルを実践中。「３６５日３６５ホテル 上」（マガジンハウス）として上半期のホテル旅の記録をホテルガイドも兼ねて上梓した。著書に「ホテルに騙されるな！プロが教える絶対失敗しない選び方」（光文社新書）などがある。
