【チョコレートの種類】どう違うの?違いを知ったらもっとおいしくなるチョコレート

【チョコレートの種類】どう違うの?違いを知ったらもっとおいしくなるチョコレート

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この時期、日本では世界中のショコラティエの名品が一同に揃い、どれを買ったらよいか悩ましいですよね。ブランドによって当然味が異なりますが、チョコレート自体の種類も様々あります。

 

生チョコ、トリュフ、プラリネなどの種類の他に、オランジェット、ジャンドゥーヤなどまるで呪文のような聞いたことのないチョコレートの種類も出てきて、正直何が何だかわからない!という人も多いのでは?何かとチョコレートの話題が出てくるこの季節。改めてチョコレートの種類についてお勉強してみましょう!

1:【トリュフ】ロイヤルファミリーが愛したシャンパーニュ生まれのピンクなトリュフ

【チョコレートの種類】どう違うの?違いを知ったらもっとおいしくなるチョコレート
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淡いピンクのボックスに入った「ピンク・マール・ド・シャンパーニュ・トリュフ」。エリザベス女王やダイアナ妃も愛したと言う1875年創業の英国王室御用達のチョコレートショップ「シャルボネル エ ウォーカー」のものです。ロイヤルファミリーのお気に入りとも言われているこちらのトリュフ、中にはフランスはシャンパーニュ地方で造られている香り豊かなブランデーの「マール・ド・シャンパーニュ」を使用したガナッシュが入っています。万人受けするトリュフはバレンタインの定番中の定番。他の人とかぶりたくないという人は、これで決まり。

2:【プラリネ】ダイアモンドの名にふさわしい、王者「デルレイ」の定番

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世界有数のショコラティエが集まるチョコレートの本場、ベルギー北部に位置する都市アントワープ。名店がしのぎを削る街の中でも常に多くのショコラティエたちが意識しているのが「DelReY(デルレイ)」です。1949年創業以来、世界中のショコラ愛好家を魅了しているデルレイのショコラは、全てアントワープの本店でひとつひとつ手作りされたもの。シンプルにチョコレートの味だけで表現するショコラは、究極のチョコレートスイーツと言えるでしょう。色々なショコラティエを食べくらべても、やっぱりデルレイがいちばん、という方が多いのも納得です。

3:【ボンボンショコラ】ショコラティエは元バッキンガム宮殿のお姫様専属!

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自由が丘にオープンした「シャポン」は、色鮮やかで個性的なボンボンショコラが目を引きます。中でもクマの形の愛らしいボンボンの中は、ホワイトチョコとミルクチョコレートが2層になっています。ショコラティエは、バッキンガム宮殿のお姫様専属のアイス職人を経て24歳でショコラティエとして独立したシャポン氏。焙煎、配合、加工まですべて自社工場で行い、カカオから作るチョコレートは、カカオの種類の違いさえ感じられる繊細の出来上がり。かわいいだけじゃなく実力派のボンボンです。

4:【生チョコ】生チョコ好きなら悶絶しそうな鎌倉発の新名物「生チョコタルト」

【チョコレートの種類】どう違うの?違いを知ったらもっとおいしくなるチョコレート
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日本発のチョコレートと言えば、注目は鎌倉の「ca ca o(カカオ)」の「アロマ生チョコタルト」。さっくりと焼いたタルト生地を生めるのは、アロマ生チョコをベースにしたとろりとなめらかなフィリング。一度食べると忘れられない衝撃的な美味しさで中毒になるのだとか。ホワイト、ビター、ミルク、フォンダンは甲乙つけがたく、お好みがわかれるところ。チョコレートタルトはよく見かけますが、ここまでトロトロのフィリングはca ca o のものだけかも。他にもチョコレートを使ったソフトクリーム、食べる生チョコなどチョコレート好きにはたまらないメニューがずらり。鎌倉の他、新宿にも店舗あり。

5:【オランジェット】爽やかな苦みが癖になる、オレンジピール×チョコレート

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「オランジェット」とはオレンジピールにチョコレートをかけたもの。オレンジの皮の独特の苦みと柑橘類の爽やかさをチョコレートがまとめたスイーツは、大人好みとも言えます。そんなオランジェットも、日本を代表するフレンチの名店ESqUISE(エスキス)のスイーツとなれば一味違ったものに。東急プラザ銀座4階にあるESqUISSE CINq (エスキス サンク)で楽しめるのは、「オランジェット山椒」。その名の通りオランジェットに山椒を加えたものなのです。パプアニューギニア産のカカオの芳醇な香りとオレンジピールの爽やかな風味の合間から、フワッと香るフレッシュな青山椒。甘さ控えめなビターテイストなので、コーヒーや紅茶だけではなく、赤ワインにも合いそうです。

6:【ジャンドゥーヤ】コストカットのために偶然生まれた銘菓

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「ジャンドゥーヤ」とは、焙煎したナッツ類のペーストとチョコレートを混合したスイーツ。カカオが高級原料だった時代、ショコラづくりのメッカだったイタリアピエモンテ州で、原価を下げようとナッツを混ぜたのが始まりだと言われています。「ジャンドゥーヤ」の生みの親、カファレル社は、ヘーゼルナッツを28%という高い割合で含む香り高いジャンドゥーヤを作り続けています。元はコストカットのために作られたとは言え、ナッツのチョコの相性は言わずもがな。ミルク感たっぷりのチョコレートとヘーゼルナッツの芳ばしさが程よく溶け合い、まろやかで香り高く仕上がっています。

7:【ガトー】高級ショコラブームの先駆け「デルレイ」の次の注目株

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ガトーとは、小麦粉に卵や砂糖、バターを加えてオーブンで焼き、ナッツやフルーツ、チョコレートなどで装飾された菓子のことです。

 

アントワープに本店を構える高級ショコラティエ「デルレイ」。アートのように美しいショコラは高級ショコラブームの先駆け的存在でした。そんなデルレイで注目したいのは「プティ・ガトー」。フランス語で「小さいお菓子」を意味します。マカロンやサブレなどたくさんのおすすめがある中、デルレイのショコラをダイレクトに味わえるのが、「ヘーゼルナッツショコラケーキ」。ダークチョコレートの美しいグラサージュと、ヘーゼルナッツムース、チョコレートムース、クレームブリュレをビスキュイショコラでサンドした小さなケーキです。口の中に広がるショコラとナッツのハーモニー。自分用チョコとして狙いたいですね。

※掲載情報は 2017/02/05 時点のものとなります。

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