梅干、海苔、昆布、鮭などを具に熱々のお茶をかけて食べるお茶漬け。食欲や時間がない時、お酒を飲んだ後のシメにお茶漬けという選択肢のある日本文化って素晴らしい。近頃は、熱々ではなく冷やし茶漬けという食べ方もスタンダードになりつつあり、一年を通して食べる機会も多くなりました。そんなお茶漬けを「贈り物」としてセレクト！高級料亭の味や伝統の一品がお家で味わえるちょっとリッチなお茶漬けです。自分でも試してみたくなる美味しそうなものばかりですよ。

れんこん菓子「西湖」で有名な京都の老舗料亭「和久傳」の「鯛味噌茶漬け」をご自宅で。鯛茶漬けと言えど、「味噌」仕立ての鯛茶漬けとはまた希ではありませんか。鯛のうまみがしみた赤みそと香ばしいお茶が溶け合う贅沢なお茶漬けです。切り身になっている鯛を電子レンジで軽く温め、身がふっくらしたところで、和久傅特製のほうじ茶「狐伯（こはく）」を合わせるのがおすすめの食べ方とか。お酒のシメや、不意のお客様にも重宝しそうなリッチなお茶漬けですね。

「和久傳」では他にも、お茶漬けの主役となる貝柱の生姜煮やちりめん山椒などの和煮もおススメのものばかりです。

料亭はもちろん京都ですが、おもたせ（物販店）は東京、名古屋、京都、大阪の路面店やデパートで手に入れることができます。真空パックの状態で常温保存が可能。通年販売しており、賞味期限はおよそ2ヶ月間となっています。

六本木駅から徒歩2分のところに創作お茶漬け専門店「だよね。」はあります。メニューも豊富でとても美味しそうなお茶漬けばかり。お客様からの要望で、自宅でも「だよね。」のお茶漬けが食べられるようにと半年の歳月をかけて完成したのが、こちらの「だよね。 お茶漬けの素」です。こだわりの自家製出汁は、あご、うるめ、昆布、かつお節と塩の合わせ仕立てで、店舗で出している「わさび」の風味もピリっと効いています。

ふりかけタイプなので、シンプルに出汁を楽しむもよし、豪快に好きな具をトッピングしてオリジナルお茶漬けにするもよし！これがあれば、お手軽でも手抜きなしの和ファストフードの完成です。

こちらは、「だよね。」の通販サイトから購入できます。

とっても珍重な塩昆布「比呂女」を紹介します。どのくらい貴重かというと、まず京都でしか手に入りません。600年以上の歴史のある京都の老舗「松前屋」で、5年もの歳月をかけて作られるその味は、一子相伝の逸品。しかも販売は10月から3月までの季節限定。まさに幻の塩昆布と言えるでしょう。「比呂女」を求めて京都旅行するしかありません！

最高級の真昆布に添加物など一切加えずに作られる塩昆布は、舌触りも滑らかなまろみのある深い味わい。名家育ちの「比呂女」はパッケージも立派なので、どなたに贈っても喜ばれること間違いなしです。ここぞという時に使いたい切り札としてファイルしておきましょう。

ご飯に乗せて熱々のお茶をかけるだけで、精進出汁「昆布」の実力に感涙！日本人に生まれてよかったとホッと心が和むお茶漬けがいただけます。

グルメ漫画「美味しんぼ」にも登場したという鯛茶漬けがお取り寄せできます！大分県にある創業三百余年の老舗「若栄屋」が守り続ける「鯛茶漬うれしの」は、ゴマだれが決め手の一子相伝の味。当主が苦心の末に完成させたお取り寄せ用パックは、冷凍の鯛の切り身から全てセットになっていて、お店の味を自宅で再現可能にした逸品。半解凍した鯛の身にタレと金ゴマをかけ全体にまぶし5分待つべし。ご飯に盛り付け、タレ、のり、緑茶をかけたら「うれしいのぅ」を忘れずに。その昔、お殿様がこちらの鯛茶漬を食べて「うれしいのぅ」と口にしたことから、「うれしの」と名付けられたそうです。いただく時はお殿様になった気分で言ってみてください。

「鯛茶漬けうれしの 3食セット」は、若栄屋HPよりお取り寄せが可能です。
セット内容：鯛切り身50g / たれ、ごま、海苔 各3 / 緑茶1袋（要冷凍保存、賞味期限60日）

最後に紹介するのは、ジュレタイプの出汁がカップインしたおしゃれなお茶漬けです。飛騨牛料理指定店として名高い赤坂松葉屋は、松茸と飛騨牛のすきやき・しゃぶしゃぶがいただける料亭です。それだけで期待が高まりますが、お茶漬けの具をゼリー状のお出汁に閉じ込めた形は、赤坂料亭のおみやらしい粋な演出。「松茸茶漬」「ちりめん茶漬」「ゆば茶漬」「鮭茶漬」の豪華4種セットには、たっぷりの海苔と胡麻のかやく付きで、さすが松葉屋さん！と唸らせてくれます。

賞味期間も6ヶ月間あるので、贈り物にも最適です。赤坂本店をはじめ、伊勢丹新宿、三越本店などのデパートや、赤坂松葉屋オンラインショップより購入できます。