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神奈川県の県庁所在地、横浜市。市内中心部にある横浜駅は神奈川県で乗降客数ナンバー1。全国でも5位に入る超巨大ターミナルです。横浜は古くから港町として栄えてきました。
外国人居留地や中華街があることなど、神戸や長崎と雰囲気の似た町として知られています。そんな横浜にはもちろんグルメが放っておけないおいしいものがたくさんありますが、中でもスイーツは格別。歴史あるものから世界のトレンドを抑えた最新のスイーツまでそろう横浜はまさに最強の手土産を購入できる場所。横浜土産で買うなら必ず押さえておきたいスイーツを集めてみました。
1:【元町】世界中を旅したコーヒーハンターが作るコーヒーに合うタルト
横浜の元町仲通り。お洒落なショップやカフェが立ち並ぶ中、ひときわシンプルでモダンな建物が「ミカフェート横浜元町店」。美味しいコーヒーを求めて世界中の農園を旅するコーヒーハンターの川島良彰氏のコーヒーショップです。店内ではおいしいコーヒーとともに8種の焼きたてのタルトを提供しています。タルトといえばコーヒーより紅茶のイメージが強いかもしれませんが、「ミカフェート」のタルトはどれもコーヒーを引き立たせるために作られています。洋ナシ、くるみ、アンズ、田舎風リンゴ、アマンディーヌなど、甘さ控えめなタルトたちは最新横浜土産のひとつです。
2:【元町】ふんわり香るラムが大人のスイーツ。ハマッコが愛する喜久屋のラムボール
創業1924(大正13)年。外国人居留地時代からのヨーロッパ菓子の名店として知られる「喜久家洋菓子舗」は、横浜・元町の老舗のひとつとして多くのハマッコに愛されてきました。特にラム酒に1か月も漬け込んだレーズンやナッツ類をスポンジ生地に混ぜ込み、チョコレートの中で2、3日寝かせて発酵させたお菓子「ラムボール」は、普段スイーツを食べないという酒党や男性にも人気の一品。ふわっと香るラム酒はまさに大人のスイーツといったところ。小さな子供の手の平くらいはありそうなビッグサイズが目を引きます。
3:【本町】レトロさが新鮮!お母さんの手作りのような温かみのあるレモンケーキ
ラムボールで有名な喜久屋ですが、常時60種類以上のスイーツを並べるスイーツの名店。大正モダンを思わせるレトロな店内にぴったり似合うのが、「レモンケーキ」。巷では有名パティシエによる豪華絢爛なケーキが溢れる中、喜久屋のレモンケーキは、今どきこんなシンプルな姿のケーキがあるのかと驚くばかり。お母さんの手作りのような素朴で温かみのあるレモンケーキは、ラムボールに続く人気商品。爽やかなレモンとしっとりとしたスポンジが懐かしい気分にさせてくれる一品です。
4:【中華街】まさに横浜ならでは!中国の伝統菓子月餅を現代風にアレンジ。
本場中国ではお正月に食べる祝いのスイーツである「月餅」。世界一大きな規模を誇る横浜の中華街。最も人気のレストラン「華正樓」では、本場の月餅を現代風にアレンジしたスイーツが人気です。おすすめはチョコレート味の月餅。カカオのほろ苦さと月餅のほろほろと口の中で溶ける食感は意外にもとてもマッチしているのです。見た目にも華やかな現代風月餅。横浜ならではの多国籍な雰囲気が味わえるスイーツです。
5:【横浜文明堂】知る人ぞ知る!神奈川県内の店舗限定の文明堂のカステラ
文明開化の時代、ポルトガルから長崎に伝わったカステラ。カステラといえばすぐに思い浮かぶのが明治33年に創始した「文明堂」です。現在では長崎から横浜へと本店を移転していますが、神奈川県の店舗限定販売(百貨店やショッピングモール)しているのが、「極上 金かすてら」。です。しっとりと舌に吸い付くような、メレンゲのようなきめの細かさいスポンジは、普通のカステラに比べ、1.5倍の分量の卵黄の分量を使っているのが秘訣。神奈川県限定というのはコアなファンにしか知られていないよう。知っておくと自慢できるお土産です。
6:【馬車道】洗練された馬車道を代表する老舗レストランのチョコレートケーキ
瀟洒な建物が軒を連ねる横浜の中でも、特に西洋的な雰囲気が溢れる馬車道。その馬車道の象徴ともいえる老舗フレンチレストラン霧笛楼(むてきろう)で買えるのが、「横浜煉瓦(よこはまれんが)」です。生チョコレートのような食感ですが、ベースは焼き立てのチョコレートケーキ。くるみソースがしっかり染み込ませてあり、控えめな甘さと、濃厚なショコラが上品なお味のスイーツ。シャンパンやブランデーなどお酒にも合うスイーツは、本物志向の大人にも喜ばれるお土産です。
7:【神奈川区】専門店ならではの完成度!生まれ変わった「ガトーよこはま」のチーズケーキ
惜しまれながら閉店した「ガトーしらはま」。営業権を譲り受けた青果物卸の「つま正」が新たにオープンしたのが、「ガトーよこはま」です。濃厚なデンマーク産のチーズとフレッシュな生クリームを贅沢に使用したチーズケーキは、濃厚さの中に後味のさっぱりした食べ心地のよいチーズケーキ。定番のほかに、ラムレーズンやオレンジ、ブルーベリー、紅茶などの変わったフレーバーも。また季節に合わせてパイナップルやマンゴー、オレンジ、秋になると栗のチーズケーキなどが楽しめます。専門店ならではの洗練されたチーズケーキ。現在は横浜中央市場の入り口にある本店のほか、関内店、羽田空港店、白楽店でしか購入できません。
※掲載情報は 2017/01/24 時点のものとなります。
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