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もちもちの食感とほんのり優しい甘さ
~桃太郎さん、桃太郎さん、お腰につけたきびだんご、ひとつ私にくださいな~
でもお馴染みですよね!言わずと知れた岡山名物「きびだんご」
元々「きびだんご」は、きびの粉で作られた食べ物でした。
汁をかけたり、餡をつけたりして食べられ、庶民の味として親しまれてきましたが、その後、お茶菓子、旅の供として日持ちがよくなるように改良。
きびの代わりにもち米を使い、上白糖と水飴を混ぜて柔らかい求肥にし、風味づけにきび粉を加えることで、現在の「きびだんご」とほぼ同じものが誕生したそうです。
そんな歴史のある品は、おもたせにピッタリ。
今回は、安政3年に岡山の地で創業したきびだんごの老舗、廣榮堂さんの「元祖きびだんご」をご紹介します。
この桃太郎のかわいらしいパッケージ。
ご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。
デザインは、世界的な絵本作家の五味太郎氏によるもの。
きびだんごを日本中の子どもたちに食べてもらえるお菓子として育てたい!という思いから五味氏へ依頼し、誕生しました。
小さなイラストが沢山ある包装紙を開けると、大きな桃太郎が登場して……まるで仕掛け絵本のようですよね!
10玉シリーズは、一個一個にも桃太郎と仲間たちのイラストが描かれ、どれにしようか迷って
しまいます。
ちなみに私は、さし色のピンクがかわいいキジがお気に入り!
包みを開けて、頂きま~す!
コロンとしたまあるい形は、なんとも言えない可愛らしさ。
もちもちとした食感で、あっさりしながらも、ほんのり優しい甘さがあります。
国産のもち米に水飴と砂糖、きびを加えたシンプルで素朴な味わいはどこか懐かしい気持ちになれますね。
きなこ、白桃などバリエーションも多く幅広い年代で楽しめるのも特徴です。
ついつい、もう一個……、また一個……、最後に一個……と手がのびちゃう魅惑のきびだんご。
これをもらったら、どこまでもお供したくなっちゃいますね!
みなさんもぜひ味わってみませんか?
※掲載情報は 2017/01/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
元岡山放送アナウンサー
神谷文乃
アナウンサーとして情報番組を担当してきた4年間、岡山香川でロケした店は約700軒。
その中から、とっておきのお店をご紹介します!